45歳優木まおみさん「ホットフラッシュなどの更年期症状は実感がないけれど」感じ始めた体調変化と思春期の娘から学んだ意外なこと
「最近、ちょっと肩こりがひどくなってきたかも」「なんとなく物忘れが増えた気がする」——そんな小さな違和感を覚えている女性は多いのではないでしょうか。
先日、表参道で開催されたQVCジャパン主催のトークショーイベント「40代から始める更年期マネジメント」では、産婦人科専門医の吉形玲美先生と、タレント・モデルとして幅広く活躍する優木まおみさんが登壇。更年期世代が心と体の変化をどう受け止め、どうケアしていけばよいのかを語り合いました。
更年期は誰もが通るライフステージ
吉形先生がまず最初に伝えたのは、「更年期は特別な病気ではなく、誰にでも訪れるライフステージのひとつ」だということ。
更年期の定義や卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の働きと変化、閉経前後10年間を「更年期」と呼ぶこと、そして症状の現れ方には個人差があることなどについて解説しました。
肩こり、物忘れ、不眠、イライラ……症状の出方は人それぞれですが、「正しい知識を持ち、セルフケアや医療を上手に取り入れる、つまり“更年期マネジメントする”ことで前向きに過ごせる」と強調。「構えすぎず、気軽に婦人科へ相談してほしい」と、一人で抱え込まないことが大切だと語りました。
優木まおみさんが感じ始めている自身の変化とは?
現在45歳の優木さんも、自身の変化を実感しているひとり。
「40代に入って数年経ったあたりから、ここ1,2年で少しずつ体の変化を感じ始めました。更年期に起こる症状の“ほてり”や“ホットフラッシュ”はよく聞くけれど、自分にはまだ実感がなくて。ただ、“肩こり”や“物忘れ”など、元々あったものがひどくなってきた実感はあります」と、自身の体調変化を告白。
「更年期って、戦わなくちゃいけないものだと思っていたけど、“マネジメント”っていう言葉はポジティブでいいですよね。私は自分を“わがままタレント”に見立てて、マネージャーのように客観視してあげるんです」とユーモラスに語ると、会場は笑顔に包まれました。
また、思春期の娘とのやり取りを引き合いに出し、「思春期の娘の気分の浮き沈みを見ていると、更年期と似ているなと気づきます。客観的に自分を見ることが大切だと思う」と、母としての視点もシェア。
吉形先生も「自分を客観視することは、更年期の不調をうまくマネジメントするうえで欠かせない視点です」と強調しました。
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