45歳優木まおみさん「ホットフラッシュなどの更年期症状は実感がないけれど」感じ始めた体調変化と思春期の娘から学んだ意外なこと
更年期症状の対処法と受診の目安とは
吉形先生は、更年期症状に対処する具体的な方法として以下の3つのアプローチを紹介。
・ホルモン補充療法(HRT)
・エクオールなどのサプリメント
・漢方薬
HRTは保険適用もされる治療法で、「婦人科の受診は、風邪で病院に行くのと同じ感覚で大丈夫」と呼びかけると、安堵の表情を浮かべる参加者も。
薬に抵抗がある人には、植物性女性ホルモンであるエクオールや漢方の活用も提案され、3つの方法は併用も可能とのこと。
「更年期かも」と思ったとき、受診の目安となる症状としては、「月経のリズムや状態に変化が見られる場合は、婦人科を受診する良いタイミング。月経に変化がなくても、日常生活に支障が出るような症状がある場合は、受診を検討してよいでしょう。目安は『自分がつらいかどうか』『やりたいことに支障が出ているかどうか』です」(吉川先生)
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【PROFILE】
優木 まおみ(ゆうき まおみ)
タレント/モデル
1980年生まれ(45歳)。TVや映画への出演だけでなく、ピラティス講師の資格も持ち、美容や健康に関する知識を活かしてコラム執筆や講演など幅広いジャンルで活躍。親しみやすいキャラクターと明るい笑顔で、男女問わず多くのファンを魅了している。講演でのポジティブなメッセージは、女性の新たなライフステージへのヒントが得られると好評。今年8月より家族でマレーシアへの移住を発表。
【PROFILE】
吉形 玲美(よしかた れみ)
産婦人科専門医師/医学博士/東京女子医大産婦人科学教室非常勤講師
日本更年期と加齢のヘルスケア学会副理事長。女性医療・更年期医療のさまざまな臨床研究にも数多く携わる。女性予防医療を広めるため、浜松町ハマサイトクリニックに院長として着任。月経不順、妊活、更年期など、ゆらぎやすい女性の身体のホルモンマネジメントを得意としている。著書:『40代から始めよう!閉経マネジメント』(講談社)
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