このまま肘を引ける?「エクササイズ界の脳トレ」セラサイズが難しい!

こんにちは、生ける体調不良ことOTONA SALONE編集部の井一です。今年はついに花粉症を発症したかなと思っていたら、ひっどい風邪をひいていました。ちょっと油断するといきなり肺炎になるので気を付けます。

 

さて、「頑張らないストレッチ」という、説明を読んでも具体像がよくわからないエクササイズのご案内をいただきました。よくわからないので行ってみました。

 

脳トレ的なエクササイズ?

提唱者の小川清貴氏は48歳から東京大学の跡見順子名誉教授に師事し、50歳のとき勤務先のIT企業を早期退職。その後9年に渡り独自資金でこの「セラサイズ」の研究を進めてきたという異色の経歴です。

「セラサイズ」は、体験すればわかりますが、従来ある「何」とも似ていませんでした。これは説明を読んでもよくわからないはずです。

敢えて言うなら理学療法や、シニア向けのリハビリストレッチに近いのですが、体力的な負荷はほとんどゼロ。鏡の前に立ち、言われている通りに腕の上下程度の動作をします。ご説明では「脳トレに近い」とのことでしたが、これが意外にもじんわり汗をかくくらいに疲れます。

俗に、脳そのものが消費するエネルギーはかなりのものだ(だから将棋の棋士はたくさんご飯を食べる)と言われますが、なんとなくこういうことなのかなと感じます。

 

まず、試しにやってみてください

 

ひじを左右に張り、手のひらを上下で向かい合わせて、写真の位置に置きます。このとき、利き手を上に。

このまま、上の手のひらを外、下の手のひらも外に、ひねって返しながら、同時にひじを左右に引いてみてください。

「あれっ、できない」と編集部金沢が混乱しています。同席していた6人のうち5人はできませんでした。ちなみに、これができたという人は同じ動きを頭の上でやってみてください。たぶん誰もできません。

 

普段、大脳と小脳どちらを使っていると思いますか? たとえば、普段の歩行は小脳で処理していますが、歩きながらものを考える場合は大脳。このような「始めての動き」は大脳がつかさどりますが、慣れると小脳に制御を渡します。慣れてない運動だけが脳に刺激を入れられるのです。

 

この大脳を刺激する、「ぎりぎりできるかできないかの動き」を3400種類以上組み合わせたのがセラサイズなのだそう。

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