夫婦関係に影響も?“性欲の低下”に潜む病気とケア法、男性更年期との向き合い方【専門家が解説】
Q.更年期による性欲低下だった場合、どう対処すればいいですか?

Photo:O-DAN
まずは病院を受診し、テストステロンの数値を検査しましょう。
男性更年期の治療には、「男性ホルモン補充療法(TRT)」という治療方法がとられる場合もありますが、ホルモン補充療法には副作用リスクもあるといわれているので、慎重に検討する必要があります。
「更年期症状がつらいけれど、ホルモン補充療法には抵抗がある」
「精力減退や疲労感が起こりにくい体質になりたい」
そんな方には漢方薬がおすすめです。
自然の生薬で作られた漢方薬は、毎日のむだけでからだにやさしく作用していき、理想の健康を目指せます。
漢方薬は不調の根本改善と体質改善により理想の健康へ導くことを目的としており、効果も認められています。
また、自律神経・ホルモンバランスの乱れにも対応していて、からだにやさしく、継続しやすいという部分もメリットです。
更年期の初期段階でのケアにもおすすめです。
男性更年期には、「乱れたホルモンバランスを整える」「血流を改善し、生殖泌尿機能を回復させる」「からだを温め、内臓の機能を高める」「消化・吸収の機能をよくして疲れをとる」といった作用を期待できる生薬を含む漢方薬を服用しましょう。
更年期の性欲減退の改善には、以下の漢方薬が使われることがあります。
<更年期の性欲減退が気になる方におすすめの漢方薬>
・補中益気湯(ほっちゅうえっきとう)
体力虚弱で強い倦怠感がある方に。
胃腸の働きを整え、気力と体力を充実させます。
・八味地黄丸(はちみじおうがん)
疲労や四肢の冷えが目立つ方に。
加齢によって衰えた生殖器・泌尿器系に働きかけます。
漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。
どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。
「あんしん漢方」などのAI(人工知能)を活用したオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
「オンライン個別相談」を利用すれば、漢方のプロが個人に効く漢方を見極めて、お手頃価格で自宅に郵送してくれます。
相談もスマホで完結ですので、対面では相談しにくい悩みも気軽に相談できますよ。
性欲減退の原因を特定し、適切な治療を

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性欲減退の原因のひとつとして挙げられる男性更年期は、テストステロンの低下が原因で、40代以降から目立ちはじめます。また、更年期以外にも、うつ病で性欲が低下することも。
まずは医療機関を受診し、原因をきちんと見極めることが大切です。
<この記事の監修者>

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/
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