年度末のいまこそ作る意味がある「今年度はじめてやったこと」リスト

2018.03.29 WORK

週が明けると新年度が始まります。新しい職場で働く人も、自分の部署に新入社員を迎える人も、また自分が部署を異動する人、新たなミッションに挑む人もいることでしょう。もちろん、表面上、前週までと何も変化がない人もいらっしゃると思います。

このタイミングで、「簡単だけれど驚くほど自分のためになる」、しかもコツコツやらず年にたった1度でOKの習慣をご紹介したいのです。

それは、「その年はじめてやったこと」リストを作ることです。

詳しくお伝えしましょう。

 

年に1度「書こう」と決めるだけで歯車が回る

そもそもこの習慣は、いまから10年ほど前にベテランの派遣社員さんから教わったものです。

 

「40代、50代と年を重ねていくと、なかなか自分を見直す機会がないのが残念で。だから、毎年大晦日が近づくとお友達と『今年はじめてやったこと』を思いつく限り挙げあって、それはいいね、それは真似したいねと褒めあうの」

 

という内容でした。

なので、当初は特に公私も関係なく、その年に初めてやったことをリストにして、個人ブログに書いていました。

 

私の、例えば2010年のものを見てみると

・初めてスパイスからインドカレーを作った

・初めてミシンを買った

・初めて登山をした

などと、大変にほのぼのしたことが書いてあります。同じ習慣を共有する友人たちを見ていても、プライベートの知り合い寄りの位置で公開しているからでしょうが、大抵みんなプライベートのことを書いています。

 

このリストそのものは1年分の手帳を振り返りながら書いていくだけなので、手間というよりもむしろ楽しい作業です。

 

楽しいだけなのに、これが10年分ほど貯まると「この年はこういうことをしていたのか」「この習慣は続かなかったけど久しぶりに再開してみよう」「この習慣はもう4年目なのか」と自分を振り返るすばらしいリストになるのです。

 

まずは今日、今年の分を作って、そのまま来年の今頃を楽しみにしていてください。あたかもタイムカプセルかのように突然「去年の自分」を受け取ることができます。毎日コツコツ日記を書く根気がない私にとっては、本当に教わってよかった習慣です。

 

プライベートと仕事を分けるとさらによい

2年前にはさらに、これを「公私で分ける」と「仕事領域の『ご自分用のゆるいPDCA』」になることに気づきました。仕事領域は年末年始に区切りがありませんので、私の部分は大晦日にそのまま行うとしても、公の部分はまさに今、年度末が最適なのです。

 

私に関して言うと

・はじめて英語での取材を試みた → まるで成立しなかったので来年度1年で取材ができるレベルまで対策する

・はじめて速報記事作成を試みた → 取材前の準備方法とテンプレを3段階に分けて模索する

・はじめて職場以外の環境での仕事を始めた → 自宅の撮影環境等の対応を大至急

 

このように、書き出してみるとどうにも自動的に「改善したい点」が浮かんできてしまいます。プライベートは「楽しかった」で終わりなのに、仕事はやっぱり違うんですね。

 

そして、これをリストにしてどこかに保存しておくだけで、来年の年度末にまた、今年度の未達事項は何なのか、環境がどう変化したのか、自動的にチェックができてしまうというわけです。

 

「共有」することで「新しく始めたいこと」が増える

特に書式があるわけでもなく、どう書けば効率がいいということもないのですが、私はこのリストは「友達と見せ合う」ことに意味があると思っています。

 

ネットならば「みんなはどうだった?」と書けばいいし、飲みの席なら皆がちょっとずつ思い出して盛り上がるのですが、改めて聞いてみると意外な人が意外なことを達成していたり、自分と共通項のあることを始めていたりするものです。後のばしにしていたことをやっぱり始めようと踏ん切りがついたり、あるいは自分も始めてみたいけれど最初はどうすればいいの?と質問を受けたり、「始める」ということに対してのスイッチが入りやすくなるのです。

 

ちなみに、これまででいちばんびっくりしたのは「はじめて大学院に入った」という返事がきたときでした。驚くと同時に、やっぱり45歳過ぎても50歳になっても始めるに遅いということはないねと勇気をもらいました。

 

ポイントがあるとすれば、仕事のことも「異業界の人でもわかるような表現で書く」ことでしょう。他の人の「はじめて」に関心を持ったら、それをきっかけにこのタイミングでなにかを始めてみるべきです。

 

4月、スタートの月です。皆様の2018年度もまたよい1年でありますよう。

 

 

 

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この記事を書いたのは
OTONA SALONE編集部 井一美穂

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