「認知症だからすぐ忘れるよ」は大間違い!友人から「あなた認知症?」と指摘された義母は、再び引きこもり生活へ。どう立ち直らせればいい?

友人に「あなた、認知症でしょ」と言われたとき、義母は?

3年ほど前、脳神経外科にて「認知症」(軽度~中等度)という診断を受けたお義母さん。現在は、我が家の近くにある<サービス付き高齢者向け住宅>(サ高住/食堂付き)で暮らしています。

 

ここ数ヶ月の困り事は、日中は眠って夜に行動する「昼夜逆転」生活が続いていること。日中はカーテンを閉め切り、食事以外はほとんど寝ているよう。逆に夜中は元気になるのか、「今日は天気が悪いみたいね~」と電話をかけてきたり、部屋の大掃除や衣替えを始めたり、時には暗がりの中ふらふらと食堂へ行き、施設の夜勤スタッフに連れ戻されたこともありました。

 

しかし、介護保険のサービスで朝の介助(移動介助・服薬確認介助)を入れるなど、規則正しい生活をすることで徐々に改善! 「ようやく落ち着いた」と安堵したのも束の間、再び “カーテン閉め切り生活”に突入してしまいます。

 

きっかけは、おそらく友人との電話。お義母さんは定期的に地元の友人(Aさん)に連絡を取っているのですが、つい先日、「もうAちゃんには二度と連絡しない!」と激怒。聞けば、「私に『最近、何を言ってるかよく分からない。あなた、認知症でしょ』って! ホントに失礼な人」とのこと(もちろん、お義母さんは自分が認知症だという自覚はありません)。

 

それにしても、認知症のお義母さんに、「認知症でしょ」って……(汗)。ということは、そういう配慮が難しいAさんも? いずれにしても、この日を境にお義母さんは日中もカーテンを閉め切り、部屋の電気は暗いまま食事以外は自室に引きこもるようになりました。

 

週末、夫がお義母さんの様子を見に行くと、状況は一切変わらず。かろうじて起きてはいるものの、ベッドに座ってぼんやりしており、昼夜の区別はつかない様子だったとか。数日後にはデイサービスや通院も控えているため、できればリカバリーしたいところです。

 

そこで、これらの様子をケアマネさんに相談。すると、「お義母さまは人に迷惑をかけることを嫌がるので、『デイサービスの車が迎えに来ているよ』『病院に行かないと、お医者さんが心配するよ』などと言えば、外出するのでは?」といったアドバイスがありました。

 

▶認知症でも”負の感情”は忘れない!?

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