40代50代の不調は「スピード老化」の始まりか!?12週間、摂取して「肌質のなめらかさがアップ」した研究結果がある夢のような食品とは?美人女医も実践【消化器内科医監修】
更年期症状、骨粗そう症、脂質異常症、何となく不調。嵐のようにやってくる絶不調の先に待つ「スピード老化」
工藤先生は、「40代に入って、健康面がガクンと落ち込む実感がある」という女性の声を、多く耳にするそうです。
「女性ホルモンが減少することなどによる更年期症状はもちろん、骨粗そう症、脂質異常症が目立ちます。便秘や肌荒れの相談も増えますね。倦怠感、イライラ、肩こりなど、“何となく不調”に悩む人も少なくありません。多いのは、体重が減らないことと、むくみです。この世代は、責任の重い仕事、子どもの進学や親の介護、家族や自身の健康など多種類のストレスを抱え、多忙な時期でもあります。それらによる不規則な食生活やホルモンの偏りなどで“何となく不調”につながるのです」
そんな状態が続くと、「老化が加速する」と工藤先生は強調します。老化の三大原因は、「糖化、酸化、炎症」です。詳しく解説しましょう。
糖化「焦げ」……体の中の糖分が過剰で、消費しきれない分がタンパク質にくっつくこと。動脈硬化や肌のくすみなどにつながりやすいです。
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酸化「サビ」……加齢とともに抗酸化力が低下し、活性酸素がたまりやすくなった状態。体内で酸化が起き、動脈硬化や腎機能低下のリスクが。がん、糖尿病、アレルギー性疾患に関連する可能性も指摘されています。また、肌のシミやシワにつながります。
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炎症「火事」……内臓などで長時間くすぶり続ける炎症で、まさに体内の火事です。体の組織や細胞にジワジワとダメージを与え続け、将来的な生活習慣病やがんなどに結びつくリスクがあります。
「糖化、酸化、炎症」は、積極的に食い止めたいところです。どのように対策をすれば良いのでしょうか。
「『糖化』は、血糖値の急上昇を防ぐことが重要です。お米、パン、麺などの主食やスイーツなどを控えめにしましょう。また、食べる順番も工夫するといいですよ。野菜や海藻などを食べてから、肉や魚などのタンパク質へ。最後に、主食の炭水化物を食べるというのがオススメです。低GI食品を選ぶのもいいですね。
『酸化』は、ポリフェノールが含まれた抗酸化食品を積極的に摂ることに加え、適度な運動も効果的です。飲酒と喫煙は酸化を早めるのでなるべく避けてください。
『炎症』は、加工品や添加物食品が続かないように意識すると良いでしょう」
▶老化予防に毎日とるべき食品
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