お育ちがバレます。「割り箸のお作法は?」年末年始の食事会で、覚えておきたいテーブルマナー【和食編】
◆座敷に上がることが事前にわかっていたら履物に気を遣って
食事会の会場がお座敷になることがわかっていたら、脱いだり履いたりするのに時間のかかるロングブーツは避けた方が良いでしょう。また、脱いだ後のブーツが自立するものでしたらよいのですが、やわらかい革ですと脱いだ後の姿が美しくありません。
そして、館内ではスリッパを利用することがあります。宴会場に戻る時には、スリッパをそろえてから会場に戻りましょう。また、お部屋に入る向きのままでスリッパを脱ぐ方もいますので、他のスリッパの向きを揃える気遣いもできると良いのではないでしょうか。なぜなら、スリッパの向きがばらばらですと、見た目が美しくないことと、他の方が部屋から出る際に履きづらくなりますので注意を。
◆箸を口元に運ぶ際に、手皿をしたり、口元を手で覆う仕草していませんか?
お料理を口に運ぶ際に、利き手と逆の手の平を受け皿のように「手皿」をして添えて召し上がる方がいますが避けた方がよいですね。なぜなら、頂く食材は生きていた命のあったものです。その命あるものを素手で受けることは失礼という考えがあるからです。和食では手に乗るサイズの器は、持ち上げて食べるほうが美しくいただけます。また、料理を口に運んだ瞬間から口元を手に当てたまま召し上がったりなさらぬように!口元を手で覆うしぐさは、手がテーブルと顔に何度もいったりきたりするので、まわりの方々にとってあまり心地いいとは思えません。箸を持たない手は、お皿に手を添えるなど、せわしなく動かすのではなく落ち着いたしぐさで食事や会話を楽しみましょう。
▶お箸のタブー
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