もしもお金のプロが「1年で100万貯めて」と言われたら?FP今関さんの場合は

3■投資より、先取り貯蓄をして残りのお金で生活する

お給料が入ったらお給料の口座とは別の口座に貯蓄分を入れて「先取り貯蓄」をします。給料-先取り貯蓄=使っていいお金というわけです。

 

「先取り貯蓄」をする方法としては、銀行の積立定期預金で仕組みを作ることで、毎月決まった積立金額をお給料口座から自動積立することができます。残ったお金を貯蓄するという人もいますが、「先取り貯蓄」の方が、計画的に確実に貯蓄することができます。1年間という短期間の「先取り貯蓄」であれば、金利は低くても積立定期預金が向いています。

 

私も貯蓄は「先取り貯蓄」を活用して、毎月の貯蓄額は別口座で確実に貯めるようにします。

 

マネー相談では、お金を増やせる資産方法について聞かれます。株やFXなどで短期間に利益を得られる可能性はありますが、その反面、元本割れのリスクがあります。つまり、お金を増やそうと投資しても、資産が減る可能性があるのです。

 

1年間で100万円を貯めるためには投資はせずに、本業であるファイナンシャルプランナーの業務を増やし収入アップと、家計を見直して確実に貯められる方法で100万円を貯めます。

 

 

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今関倫子 ファイナンシャル・プランナー

外資系保険会社勤務中にファイナンシャル・プランナー(FP)を目指し、AFP(日本FP協会認定)資格取得後、独立系FP事務所に転職。女性を中心に年間のべ200件以上のマネー相談を受け、多くの経験を経て独立。個人マネー相談、執筆、マネーセミナーを中心に活動中。FPCafe登録パートナー。

 

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