40歳時点で必要な貯蓄額を、定年から逆算してみると…えっ500万も?
世の中の40代は貯蓄をしっかりしているだろうと周りが気になるものの、お金の話は友人にはしづらいものです。貯蓄ができないことを何年も心の片隅にあるものの、一向に貯蓄が増えることなく時間だけが過ぎてしまっているということはありませんか?お金が貯まらないには何かしらの原因があります。お金が貯まらないと嘆く前に自分が貯められない原因をつかむのが先決です。
■お金が貯まらない人の原因3つ
マネー相談にいらっしゃる貯蓄ができない相談者に多い事例をもとに原因を3つあげました。
原因1「目標の貯蓄額が決められない」
漠然とした老後に対する不安はあるものの、いくら貯めたらいいのかわからないので、何となく貯蓄をしているようです。貯蓄は何年後に〇〇万円を貯める!という目標を設定することで、毎月〇万円の貯蓄が必要なのか決められ、必要貯蓄額以外のお金で生活できれば良いのです。
原因2「ご褒美と称して高額な買い物に走る」
日常的に節約を心がけていると、たまには自分への「ご褒美」と称して誕生日や年末、ボーナス月などに大きな買い物をする傾向があります。ブランド品などの高額な買い物をすること自体が悪いわけではなく、きちんと毎月の必要貯蓄額が貯められているのであればいいのです。お金が貯まってくると欲しいブランドバッグがあれば、貯蓄から少し遣ってしまいたくなる人も。しかしながら、来月からまた頑張ろうと思っても一度崩してしまうとリカバリーは難しいものです。大きな買い物をする際は「ご褒美」ではなく、その商品を購入するために計画的に別で貯蓄しましょう。
原因3「人付き合いが良い」
明るくて人付き合いが多く交際費がかさむケースです。交友関係が広く飲みなど誘われることが多く、断れないパターンです。もちろん交友関係が広いのは素晴らしいことではありますが、誘いが多く毎回参加していたら、お金は底をつきます。誘いを断ると申し訳ないと思っていた人からすれば、断ることは勇気がいりますが、週3の飲み会を週1日にする、同性の友人なら家飲みにするなど方向転換も大切です。現役時代は人付き合いができても、老後に貯蓄がなくて人付き合いができなくなってしまっては寂しいです。老後はたっぷり時間があります。友人と楽しい老後を過ごすためには生活費だけでなく交際費などの余裕資金も必要です。
さて、そんな私も心がけねばならない貯蓄額は→次ページ
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