本当に衝撃的…ファミマの「チョコミントパンケーキ」が残念すぎる
まず、袋を開けた瞬間に
ウッ
と声が出る。
隣席の鈴木(仮名・20歳)に「……大丈夫ですか?」と心配されたが、そもそもお昼を食べるのに心配されるとはどういうことなのか。
「うん、これ、香りがね、いま袋開けただけでガツっと上がってきてね、予想してなくてびっくりしたんだけど、まさに歯磨き粉なの……」
この段階で戦意を喪失するが、今思ってもそもそも食事に戦意という言葉が出てくるのがおかしい。とはいえ食べ物を捨てることにも抵抗があるので、心を無にして食べ進める。
記事にするつもりで買ったわけではないので袋の切り口がデタラメだが、隣席鈴木(仮名・20歳)は「見せてください! わあ、アメリカのケーキみたいですね……? あっ私チョコミント嫌いなんで」と若者ならではのドライさを発揮してくれる。
割ってみた。中央にぽってりとしたミントクリーム、その両端に茶色のチョコクリーム。なるほど、どちらかというとミントチョコ的な何かなのか……
そしてこれを食べるとですね
この中央のミントクリーム
これ明らかに歯磨き粉でしょう
というか、「食品として再現された歯磨き粉」として世界最高峰でしょ
大抵のものを美味しくいただける私を持ってして、「お腹はすいているのに食べ進まない……?」、真冬にバケツ1杯かき氷を食べるチャレンジをしているような事態。いまたった2口め、残りは50口分くらいある。
固まっている私を見て、さきほど食べてみる?と声をかけた際にはご遠慮なさった隣席の鈴木(20歳・お母様は私と同じ年くらい)が「やっぱり食べます!」と参加する。
が、やっぱり一口食べて「うわー、私は一口で十分です!」と退散した。くっそー、若者は逃げ足も早い。
本当1つで十分なのに、2つも入ってやがる。2つめを食べるにあたって我に返り、全景を撮ってみたが、ここに込められているメッセージは何なのか。食べ物がなくて歯磨き粉しゃぶった時代を思い出し現代日本の飽食に警鐘を鳴らすとかだろうか。
途中「何をしているのだろう自分」という気持ちになりながら、ものすごく頑張って2つめも食べる。
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