秘境マニアがたどりつく「最後のリゾート」、パプアニューギニアでおすすめのお土産は?

国内も海外も行き尽したアラフォーのみなさまに、ちょっと変わったディープな旅行をご案内していく【オトナの癒し旅】。今回は、前回からの続きでパプアニューギニア第3回目。名前は知っているけれど、どこにあるかも知らない?そんなパプアニューギニアの魅力をお土産の面からご紹介していきます!

カラフルなバッグ「ビルム」。日本でも使えそう?

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日本から約6時間半で行ける「秘境」、パプアニューギニアは、オーストラリアの上、インドネシアの右にあります。今回は首都のポートモレスビーからさらに国内便で移動をしてマダンというビーチリゾートを訪れたわけですが(詳しくは前回にて)、旅で忘れてはならない楽しみの一つは「お土産を買う」こと。

「お土産」は、帰国して周囲の人に渡すという本来の目的と、自分用のものを買って帰る、という二つの楽しみがあり、さらに現地で、お土産を「買う」という行為も(特に女性にとっては?)楽しいもの。

今回、出発前から狙っていたのは、ビルムといわれるバッグ。マダンの現地ガイドさんに「ビルムを買いたいからマーケットに行きたい」と言ったら連れて行ってくれたのが現地の人しか来ないようなマーケット。

ビルムとは、簡単に言ってしまうと、ニットや化学繊維などで編まれたショルダーバッグのこと。もちろんその昔は全部天然の繊維で編まれていたとは思うのですが……。

出発前に読んだ『パプアニューギニア—地球の揺りかごを巡る旅』(ダイヤモンド・ビッグ社)で、紹介されていて、そのカラフルさに一目ぼれ。「絶対買って帰る」と決めていました。

マーケットでは、色とりどりのビルムがつるされて売っており、サイズも柄もいろいろ。どれもカラフルで迷ってしまいますが、サイズや柄がどれも違うもの、3種類をセレクト。

全部で100キナちょいでした。たぶん現地のガイドさんと一緒だったので現地価格だったようです。旅行者向けだともうちょっとふっかけてくるらしいです。

キナとは現地の通貨で1キナが約40円。500mlのお水が地元のスーパーマーケットで1本2.66キナだったので、お水は100円くらい。100キナとしても3400円なので、現地では決して安い買い物ではありません。現地の女性は大体このビルムをさげていますが、みんな大切に大切に使っているんだと思います。

このカラフルさが、パプアニューギニアらしくて、私も買ったその場で一番小さいのを愛用していました。

お酒は現地のラムやビールが!

地元の人たちが飲んでいるラム(左)やラム入りコーラ

旅先にどんなアルコールがあるのも気になるところ(ってお酒を飲まない人には関係ないですが…)。現地のスーパーには、お酒コーナーだけ別になっていて(お会計も別!)、ビールやワイン、ウイスキーなどが売られています。

ワインはオーストラリア産のものがほとんどで、地元の人たちはビールやウィスキーを飲むのだそう。

私もパプアニューギニア産のビールSPや、地元のラムで作ったラム入りコーラを飲んでみましたが、全体的にあっさりしているのが印象的でした。

パプアニューギニアで最もメジャーなビール

パプアニューギニアで最もメジャーなビール

パプアニューギニアらしいお土産は?

パプアニューギニアで、お土産で手軽に買って帰れるものといえば、チョコレートとコーヒー豆です。山地もあるパプアニューギニアでは、カカオ豆やコーヒー豆の栽培がさかん。お土産物屋さんなどで売っています。

とびぬけてクオリティが高い!というわけではないけれど(ごめんなさい!)どちらも普通においしいです。

コーヒーは高級コーヒーの代名詞、ブルーマウンテンのものとか、オーガニックで栽培されたものとかもあります。

1つ20キナなので、800円!高級!

1つ20キナなので、800円!高級!

それから、いかにも「パプアニューギニア」な民芸品も、相手を選びますが、おすすめです。基本的に木彫品で、仮面や置物などいろいろな種類があります。おそらく部族によって違いがあるのだと思いますが、そこまで詳しいことはわからず……。

ホテルのショップや旅行会社のオフィス、路上のお土産物やさんなどで売っています。私が買ったペンケースくらいの木彫りの置物は、お世話になった旅行代理店に併設のショップで15キナでした。

色も形も大きさもいろいろ。もちろん全部1点もの。

色も形も大きさもいろいろ。もちろん全部1点もの。

最後の追い上げは空港のショップ!

実は、全体的にあまり旅行者向けのお土産屋さんがない、というのがパプアニューギニアの印象です(日程が短かったからかも)。ホテルの売店でもマーケットでも、気に入ったものがあったらその場で買ってしまうのがあとで後悔しないのでは?と思われます。

意外とキーホルダーもバリエーション豊かでおすすめ

意外とキーホルダーもバリエーション豊かでおすすめ。空港にて。

そんな中、意外な品揃えだったのが、首都ポートモレスビーの出国手続き後の搭乗口そばの売店です。もちろんお値段高めですが、工芸品や食べ物(はちみつがあったのが印象的)なども充実していました。

ちなみに搭乗口付近にはDUTY FREE SHOPもあり、お酒やコスメなどを買うことも可能です。基本的にキナ→日本円への再両替は不可なので、残念ながら使い切れなかったキナをここで使ってしまうというのもアリです。

この人は空港の売店で買ったので80キナ! 我が家用です。高さは30センチくらい

この人も空港の売店で買ったので80キナ!
我が家用です。高さは30センチくらい

*次回もパプアニューギニア! 次回は最終回!首都のポートモレスビーについて! 隔週火曜更新。

 

取材協力/

ニューギニア航空 http://www.airniugini.jp/

PNG ジャパン http://www.png-japan.co.jp/

 

 

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