検査では特に異常なし、それでもつらい動悸と汗。症状を落ち着かせるために「自分でできること」とは
食習慣の見直し
動悸の悪化は自律神経への過剰な刺激が原因かもしれません。
カフェインやアルコールのような刺激の強い食事を控えるようにしましょう。
血糖値を急に上げる「血糖値スパイク」も、動悸の悪化の原因になります。
空腹時に甘いものを食べることを避けたり、食事の際は炭水化物ではなく野菜から食べたりするようにしましょう。
生活リズムを整える
自律神経を整えるためには、生活リズムの見直しも重要です。
寝る時間や起きる時間を一定にし、からだを冷やさない生活を心がけましょう。
40代になると仕事も家庭も忙しく、自分のことは後回しになりがち。
ですが、無理をせず休息をとることも重要です。
「この時間はリラックスタイム」のように時間を決めて、自分を労わる習慣をつけてくださいね。
動悸が出たときの落ち着かせ方
「動悸が出るかも」「汗が出るかも」という心理的なストレスが、動悸や発汗の原因になることも。
動悸や発汗を感じたときに、自分を落ち着かせる方法も知っておきましょう。
まずは、ゆっくり息を吐いてください。
深呼吸をしようと息を吸うと、横隔膜が上がり交感神経が刺激されます。
落ち着くためには、副交感神経が優位になるようにゆっくり息を吐きましょう。
その他、背もたれのある椅子に座ったり、「大丈夫」と自分に言い聞かせたりすることもおすすめです。
自分に合う、落ち着ける方法を見つけましょう。
Q.気になる症状への総合的な対策は?

Photo:O-DAN
「生活改善だけでは動悸や発汗がおさまらない」
「そういう不調が出にくいからだ作りがしたい」
このように考えたとき、おすすめなのは漢方薬の服用です。
症状だけを抑えるのではなく、心とからだ全体のバランスを整えて安定した状態を保つためのサポートをしてくれますよ。
<おすすめの漢方薬>
- 苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
体内の水分代謝を整え、動悸やめまい、頭痛を改善する漢方薬です。 - 柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
過敏になった自律神経の乱れを整え、動悸や多汗、神経症を改善する漢方薬です。
漢方薬は、更年期症状に悩む女性に婦人科で処方されることも多いもの。
ただし、自己判断で選ぶのは危険です。
自分の体質や不調に合わせて適した漢方薬が異なるので「あんしん漢方」などのサービスを利用してください。
専門家が、最適な漢方薬を選ぶサポートをしてくれますよ。
●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/
気になる症状は我慢しないで!

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激しい動悸や汗を自覚しても「よくあること」「自分にかける時間はない」と我慢する人が多いですが、それは命に関わる病気のサインかもしれません。
「年齢のせい」と決めつけて我慢せず、違和感がある場合は病院の受診や、専門家のサポートを受けることも検討してくださいね。
<この記事の監修者>
横倉恒雄(よこくらつねお)医師
婦人科・内科・心療内科医
医学博士/医師。横倉クリニック・健康外来サロン(港区芝)院長。東京都済生会中央病院に日本初の「健康外来」を開設。故・日野原重明先生に師事。病名がない不調を訴える患者さんにも常に寄り添った診療を心がけている。著書に『脳疲労に克つ』『心と体が軽くなる本物のダイエット』『今朝の院長の独り言』等がある。クリニックで行っている『しなやか更年期サロン』はオンライン参加もあり、外来では時間がなく聞けない質問等もゆっくり教えてもらえると好評。
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