侍女を務める直(白石聖)。侍女は花嫁修業だけでなく、武器を持って戦うこともあった。戦国女性たちの力強い生き方とは【NHK大河『豊臣兄弟!』9話】
侍女は鉄砲を持ち、敵に挑むことも!?
戦国時代といえば、鎧を着て、鉄砲や槍を持った男性が敵に挑む姿をイメージする人も多いと思います。
しかし、いざ戦争が始まれば、“私は女だから後方支援しかできない” “女性は戦場には行かないし、武器を持たないものでしょ”などと言っていられないのが世の常です。女性も戦闘員として参戦することもありました。
お仕えする家によっては侍女も戦闘部隊の一員としてみなされます。例えば、立花誾千代(たちばなぎんちよ)は夫・宗茂が不在のときに立花城を守るため、侍女と武装し、敵の攻撃に備えていました。
また、池田輝政の娘の一人は鉄砲部隊を侍女たちで組織しました。侍女に鉄砲の訓練を日々させていたといわれています。
さらに、三村高徳の妻・鶴姫は侍女30人ほどで女性部隊を編成し、毛利軍に落城寸前に挑んでいます。鶴姫が率いる部隊は全員残らず命を落としました。
戦国時代において戦場で戦った女性や武器を持って訓練した女性は少数派であったものの、当時の女性は全体的にしたたかだったといわれています。女性は“血を見慣れているから強い”という見方もされることもあり、か弱い存在として必ずしも扱われていたわけではありませんでした。
近年、女性を徴兵の対象にする国は男女平等の観点から増えてきています。女性の徴兵にとまどいやおどろきの声が上がっていますが、日本においても女性が勇ましく敵と戦っていた時代もあったことは心に留めておいてもよいかもしれません。
▶▶「銭をよこせ」小一郎は直の死を乗り越えられるのか。彼を立ち上がらせた“500文の賭け”【NHK大河『豊臣兄弟!』9話】
<参考資料>
小和田哲男『戦国 忠義と裏切りの作法』ジー・ビー、2019年
歴史の細道チャン『知らない日本史 戦国~江戸時代編』 マイナビ出版、2023年
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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