今、子どもがいない女性こそ考えたい。地域や境遇、世代のつながり
「お金」と「人とのつながり」はどちらも大事!
40代以降の“おこなしさま”が共通して感じていることは、将来に起こり得る老後の不安。病気での長期入院、要介護になった際のサポートなど、何かあったときにパートナーや身内がそばに居れば手を貸してもらえますが、一人だったら……。そんな時にサポートし合えるネットワークがあれば、お互いさま精神で助け合うことができます。
一人で解決するのは困難な問題でも、知恵を出し合えば乗りきれることがあるし、情報交換することで知り得ることもあるはずです。今はまだ必要性を感じなくても、老後は子どもや孫がいないからこそ、様々なつながりが大事になってくるはずです。
男女ともに未婚化、未産化が進む日本では、これまでの歴史上で子どもがいない大人の層がこれだけ厚くなったことはないはずです。今までは家族で支え合い、サポートできたことも、これからは別の方法を考えなくてはいけません。その一端は国や企業が担うのかもしれませんが、自助努力も不可欠になっていくでしょう。
“おこなしさま”の場合、自らが動かないとネットワークが広がっていかないこともあります。実は私自身も「おひとりさま気質」が高く、一人でいることが楽なのですが、老後を視野に少しずつ動き始めています。やはり人間は一人では生きていけないし、死後も必ず誰かの手を借りることになります。豊かな老後生活を送るには、お金とネットワークは大切です!
「子なし女性」のネットワークの作り方。境遇、地域、世代で考える 【おこなしさまという生き方 Vol.21 】
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