もう、故郷に帰っていいですか?-42歳・栄子の場合(3)-【40女の恋愛事情・story5】
故郷にも、まだ結婚していない同い年の男性は何人もいると母が言っていた。
バツイチの男性も含めればさらに数は増えるという。
どこでそういう人と知り合えるかわからないけれど、同世代のための婚活イベントだって、きっとあるだろう。
田舎で婚活して、少し遅めの結婚式をして、幼馴染みたちに祝福してもらって……。
想像してみたら、なんだかうまく行きそうな気がしてきた。
少なくとも東京にいて、奥さんがいるあの人の事ばかり考えているよりも、
ずっと前向きだ。
そんな風に楽しく思いを巡らせていたところで、
スマーフォンが震えた。
あの人からだった。
「いつごろこっちに来れそう?」
また、そんな風に聞いてくる。
なんでそんなにせっかちなんだろう。
「ちょっとよくわからない。いろいろ疲れたから、こっちでしばらく休もうかなって思ってる」
私は、あの人を、切ろうとしている。
自分でも驚くほどに、今、彼に冷たい。
今なら、このまま彼のことを忘れられそうな気がしていた。
それなのに……。
この記事は
作家&エッセイスト
内藤みか
スポンサーリンク
【注目の記事】
- アートメイクが「数年で消える」は嘘だった!約2カ月で「タトゥー化」する皮膚のメカニズムとは?医師が明かす、衝撃の真実
- 年収600万の夫が、過労うつで休職。「月7万の養育費」が払えない!裁判所からの「履行勧告」に追い詰められた、再婚妻の悲痛な叫び
- 亡き父が大切にしていた猫を「保健所に連れていけ」と言い放った夫…それでも妻が離婚できなかった理由とは
- 【訂正】7/30(木)19時~インスタライブで「更年期ラジオ」始めます!第一回は「リアルタイム40代の更年期、どんな感じで始まってる?」
- 東大生は変人が多い!?いや、むしろ無害でいい人が多い、ここは天国?嘘みたいに「人間関係のストレスがない」納得の理由とは
スポンサーリンク
スポンサーリンク

















