高尾美穂先生が語る更年期の女性の変化。尿漏れに悩む人が「見直すべきこと」とは?「あ、大丈夫です」と言ったことのある人は要注意

2026.05.17 WELLNESS  [PR]

女性のフェムケア、中でも骨盤底筋ケアに意欲的な新製品を送り出し続ける「SIXPAD for Women」。この4月、東京都内で、女性のボディラインに関わるお腹・お尻・骨盤底筋の4つの筋肉にアプローチする新製品「Core Hip」の発表会を開催しました。

基調講演に立ったイーク表参道副院長 高尾美穂先生による、更年期世代女性の変化についての談話をお届けします。

 

産婦人科医・高尾美穂先生「更年期に入るとホルモンの影響で女性の体はゆらぎ始めます」

イーク表参道 副院長 高尾美穂先生

基調講演に登壇したのは、産婦人科医でもあり婦人科スポーツドクターでもある高尾美穂先生。いまいちばんお話を聞きたいお医者様ですよね。

 

まず先生が話されたのが、「更年期以降の女性は、女性ホルモンの減少によって、多くの不調を経験するようになる」ということ。そもそも女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、肌の調子や髪のつややかさを保ったり、女性らしい体つきを作るといった美容面のサポートや、コレステロール値を低く保つ、コラーゲンを産生する、骨を強く保つといった健康面のサポートをしてくれています。

 

初潮を迎えてから閉経までのおよそ40年間、そんな頼もしいエストロゲンに私たちの体は守られているのですが、閉経を境にエストロゲン量はぐんと減ってしまいます。つまり閉経を境に、私たちの体は大きな転換期を迎えるということ。

 

私自身はまだ閉経は訪れていませんが、ここ数年で体の外側も内側も変化を感じるようになりました。肌に明らかにハリがなくなったり、ボディラインが垂れ下がったり、生活は特に変わっていないのに、着実に見た目の変化が出てきているのです。しかも結構なスピードで……。

 

筋力の低下は尿漏れ・ぽっこりお腹を招く。「尿漏れ」に悩む人は骨盤底筋のゆるみを自覚して

更年期に入って体の外側の変化には気づきやすい一方で、内側の変化は意外と気づきにくいもの。高尾先生も「健康診断で検査をして初めて、若い頃よりも血圧やコレステロール値が高くなっていることに気づく人が多い」と話します。

 

更年期の体の変化ひとつとして大きなのが「筋力の低下です」。とはいえ筋力も血圧やコレステロールと同様、変化に気づくことは難しいもの。そんな中高尾先生は、「筋力の低下がわかる唯一のサインは、尿漏れだったりする」と話します。どうして、尿漏れをするとそれが筋力の低下ということになるのでしょうか。

 

尿漏れの原因は、骨盤底筋のゆるみです。更年期によるエストロゲン量の低下とともに筋力が弱くなるということは、骨盤底筋も衰えてきているということ。特に経産婦は、出産の際に骨盤底筋が最大限まで引き伸ばされています。出産回数が多いほど、骨盤底筋がゆるみがちになっているんですよね。

 

ほかにも加齢による筋力の低下や、くしゃみなどによる腹圧も「尿漏れ」につながるそう。かくいう私も、15年前に第一子を出産以来、地味にずっと尿漏れに悩まされています。一番ヒヤッとするのはくしゃみをするとき。くしゃみが出そうになると、脚をサッとクロスさせ、下腹部に力を入れるのがすっかり習慣になっています。

 

「肥満」の人も骨盤底筋がゆるくなりやすい。「尿漏れを放置することはQOLを下げること」

「肥満も骨盤底筋のゆるみや尿漏れに影響します」と高尾先生は話します。更年期世代の体に多くつくのは、皮下脂肪ではなく内臓脂肪。そんな脂肪でより重くなった内臓を支えなくてはいけないのが、上半身の一番下にある骨盤底筋の役目。常に重いものが乗っかっていては、少しずつ伸びてきてしまうのも当然ですよね。

話は少し変わりますが、私を含む尿漏れ経験のある読者のみなさん、「尿漏れをするときはあるけれど、実はそれほど気にしていない。ほかの大きな病気に比べればたいしたことないし」なんて思っていませんか? はい、私は思っていました。不快ではあるけれど生活はできる、加齢の減少のひとつということで受け入れるしかないと。

 

高尾先生もそれについて話されていました。「クリニックで産後の女性に『尿漏れはどう?』と聞くことがあるんです。そんなとき多くの患者さんが『あ、大丈夫です』と返事をします。その大丈夫という言葉は、尿漏れをしていないわけではなくて、『我慢できます』ということなんですね、でもそれは、クオリティオブライフ(QOL)を下げる大きな原因になっています」。

 

尿漏れが心配だから遠出できない、匂いが気になってしたいことができない、という人は意外と多くいます。「自分がしたいことをする、自分の願いを実現していく。それが生きているという意味ではないでしょうか」という高尾先生の話に、私も感銘を受けました。

そんな先生、ステージ中央に出てきて簡単なエクササイズを教えてくださいました。電車の中で、仕事中に、ちょっと立って少し腰を落としたり。ほんのちょっとの動きが毎日の暮らしをよくしていくのだそうです。

 

つづき>>>あの人気美容ジャーナリストが語る「更年期世代が目指すべき姿」、まさかの「それですか!?」