「お前はどうすればいいと思う?」カン違い上司のイタい質問が部下のやる気を奪う

こんにちは。芸能&経済を中心に、テレビやネットをウォッチしまくるライターの上岡裕子です。さて、私が最近気になるのは「人材育成」。なかなか一筋縄ではいかず、こちらが良かれと思ってやっていることが、裏目に出てしまうこともあるようです。最近では、とあるTwitterユーザーの「上司に質問する気が失せちゃった話」というツイートが話題になりました。

会社のルールを知りたいだけなのに…

ある日、書類の宛先について上司に質問したという投稿者。「この申請書って〇〇さん宛てに送ればいいですか?」と尋ねたところ、上司から「お前はどうすればいいと思う?」と返ってきたそうです。「いや、ルールを聞きたいだけなんですけど…」と言葉を詰まらせていると、再び上司から「どんなルールならいいと思う?」と同じような質問が。その後、彼はこの上司にだけは何も質問しなくなったといいます。

彼の体験談を聞いて、ネット上では「ハウツー本の影響か(笑)」「時間の無駄使いですね」「答えのない問題を考えさせるのは大きな意味があるけど、形式的なことを自問自答させるのは何か違う」「これじゃあ、ただのなぞなぞマンだよ…」と瞬く間に注目を集めました。

中には「“考えさせる良い上司”の発揮どころを間違えてしまったのね」「マネジメントをよく理解できないまま、変な自己啓発本を読んだんだろう」など、一連のやりとりを分析する声も。

実は投稿者と同じような体験をしている人は多い様子。「『どうしたらいいと思う?』からの『全然違う、ちゃんと確認しろ』は定番コンボでした」「前の会社がまさにこんな感じでした。『禅問答やってる暇はないんだよ!!』と何度心の中で叫んだことか…」といった、様々な体験談も飛び交いました。

 

「部下に考えさせる」は人材育成のポイントランキング第何位?

エン・ジャパンが発表した「ミドルの人材育成」にまつわる実態調査によると、部下の育成に自信があると回答した人は、男性が76%、女性が73%であることが分かっています。男女共に7割以上が“育成に自信アリ”と回答していますが、部下の育成面ではどんなことに気をつけているのでしょうか。

同調査で「部下を育成する上で気をつけていること」について尋ねてみたところ、第1位には「コミュニ―ケーションをとる(70%)」がランクイン。次いで第2位には「なるべく部下に考えさせようとする(68%)」、第3位には「部下の話をよく聞く(61%)」の順に回答が並びました。

今回問題となった「部下に考えさせる」は第2位という結果でしたが、その理由には「指示待ちにならないように、自主性を養うため」「部下の考えたことを尊重することで、自ら動くようになるから」「責任を持たせることで、成長実感が持てて自信に繋がる」などが挙がっています。

自主的に考えさせることは、“部下の主体性を伸ばす”大きなカギになる模様。しかし使い方を一歩間違えると、「考えさせる良い上司」から「質問したくないウザい上司」にたちまち変わってしまうかも。気をつけたいものですね。

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