異常さを増す夫の支配。「夫がいないと生きていけない」と思わされていた私が、息子の「ある言葉」で離婚を決意した日
30分遅く帰っただけで、「男がいるのか」と言われて
仕事帰りに同僚と少しお茶をした日のことでした。携帯が鳴り、夫がこう聞いてきたのです。「今どこ? 家に電話したのに出なかったけど」時計を見ると、18時30分。普段なら18時には帰宅している時間でした。「スーパーに寄ってた」と説明しても、「買い物したって、その時間は遅すぎる」と疑い続けるのです。
帰宅後も、「隠れて男と会ってたのか?」と、何度も問い詰められました。最初の頃は、「違う」ときっぱり否定していました。でも、何度も疑われ、何度説明しても信じてもらえない日々が続くうちに、Aさんは次第に、
「夫が心配するのは、私を愛しているからなんだ」
と思うようになっていったのです。心配をかけないようにしなければ。そう考えるようになっていました。これもまた、支配の中で起きる“洗脳”のひとつです。
夫の口癖は、
「どうせお前には何もできない」
「普通の人ならできる」
でした。その言葉を、繰り返し浴びせ続けられていたのです。
Aさんは、何かをしようとするたびに、
「どうせ私には無理かもしれない」
という声が頭の中に浮かぶようになっていました。それはもう、夫の声ではありません。自分自身の声になっていたのです。
典型的なモラハラ 次ページ
この記事は
モラハラカウンセラー
麻野祐香
スポンサーリンク
【注目の記事】
スポンサーリンク
スポンサーリンク















