「学校も家も地獄」不登校になった娘を守るため、モラハラ夫から離れる決意をした母の選択

2026.05.30 LIFE

「学校へ行ったか」と毎日確認されて…。うそを付くようになった私と娘

やがて娘は、「学校へ行った」と父親に嘘をつくようになりました。Aさんも、娘をかばうために、一緒に嘘をつくようになっていきました。夫は毎日、「今日は学校に行ったのか」と娘に確認するのが日課になっていました。娘は、父親に怒られるのが怖くて、「行ったよ」と答える。Aさんも、笑顔を作りながら、その嘘に合わせていました。

 

心の中は、ずっと苦しいままでした。

 

そんなある日、学校から三者面談の連絡が届きました。娘が学校を休んでいたことを夫に知られたくなくて、Aさんは「私ひとりで行ってくる」と伝えました。ですが夫は、「教育には父親も参加すべきだ」と言い、一緒に面談へ来たのです。先生に「不登校のことは伏せてほしい」と頼む勇気もなく、面談で娘が学校を休んでいたことは、あっさり夫に知られてしまいました。さらに、Aさんも一緒に嘘をついていたことがわかり、夫の怒りは、娘とAさんの両方に向かいました。

 

夫は激怒し、その日から完全に2人を無視するようになったのです。食卓でも、廊下ですれ違っても、まるでそこに存在していないかのように。そもそも嘘をついたのは、夫から異常な怒られかたをするのが怖くて、追い詰められていたからです。でも夫にそれを伝えても、「言い訳するな」で終わるのです。

 

モラハラ家庭で、家族が「嘘を付く」ようになるのは、自然な反応 次ページ

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