子どもの成績が上がらない原因は勉強不足じゃないかも!?今子どもに「新型栄養失調」が増えている驚きの背景【管理栄養士監修】

「成績が上がらない」と悩む前に知っておくべき。脳の土台づくりはできている?

多くの親御さんから、「頭のいい子に育てるには、どんなものを食べさせたらいいですか?」と聞かれます。「なぜ成績が上がらないの?」と悩む前に、「脳の土台を作るための栄養を与えられているか」 を一度振り返ってみてほしいのです。「栄養失調」の状態では、脳にももちろん必要な栄養が十分には行き届きません。

 

意外と知られていないのですが、脳は「油の海」と言われるほど脂質が多い組織で、乾燥重量の約6割(半分以上)がアブラでできています。そのため、どんなアブラを摂るかが、脳の発達や機能の正常化にダイレクトに影響します。最もおすすめしたいのが、不飽和脂肪酸のグループである「オメガ3(主にDHAやEPA)」です。血中のオメガ3濃度が高いお子さんほど、脳の細胞膜が柔らかくなり、情報の伝達がスムーズかつスピーディーに行われることがわかっています。

 

これが、集中力、学習能力、記憶力、さらには読解力の向上につながるのです。昔から「魚で頭がよくなる」と言われますが、これは事実なんですよ。魚に含まれる豊富なDHAというアブラは子どもの脳の重要な栄養源です。

 

イギリス・オックスフォード大学のオメガ3に関する研究によれば、オメガ3の摂取で子どもの読み書き能力が向上することが明らかになっています。5~12歳までの112人に3ヵ月間、DHAのサプリメントを摂取させたところ、読解力と書き取り能力が著しく向上することが分かりました。

 

▶子どもの脳の成長ピークは?

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