節約もダイエットもメリハリが大事!出すとこ締めるとこをしっかり分けよう

節約をするのに、「とにかくお金は使わない」というやり方は、即効性はありますが続けるのが難しく、結局は元通りの家計にリバウンドしてしまいがち。このことは、ダイエットにもよく見られることです。

とにかく食べないダイエットは、短期間で体重を減らすことはできますが、無理がたたってリバウンドしたという経験をした人もいるのではないでしょうか。

今回は、成功する節約とダイエットの共通点を考えてみます。

 

お金も「出すところは出す」!

ダイエットも節約も、出るところはしっかり出ていることが大切。細いだけのボディは、女性らしい魅力以前に健康的とは言えないのではないでしょうか。やせすぎの人は、風邪を引きやすかったり、疲れやすかったりするなどの悩みを抱えている人が少なくないようです。バストやヒップ、上腕や太ももにも、ほどよい筋肉と脂肪があるといいようです。

 

そのためには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどをはじめとした栄養をバランスよくとる必要があります。やみくもに食べないだけでやせようとしても、理想のボディは得られないのです。

節約も同じです。お金は使わなければ減ることがありませんが、そもそもお金は使うためにあります。節約の目的は、自分が本当に欲しいものにお金を使うため。旅行、趣味、安心できる老後など、それぞれ具体的な希望は違っても、節約の根本的な目的は共通しています。

 

ですから、お金を使わない工夫も大事ですが、まずはどんなことに使いたいかをしっかり考えてみましょう。

お金を使う目的が決まれば、必要な資金の金額がわかります。必要な時期までにその金額を貯めるには、毎月いくら貯蓄をすればよいかもわかります。

 

そして、毎月の収入から貯蓄分を差引いた金額を予算として、生活費をやりくりできるように考えてみましょう。この時も、出すべき支出は出すようにすることが大切。

食費は、極端に切り詰めると健康に影響が出ますので気をつけたい部分です。

 

美容院や化粧品などの美容費、洋服や靴などのオシャレ費も、ある程度は欲しい費用ですね。

 

また、大人の女性なら、お付き合いの食事会などに出る必要もあるでしょう。交際費も必要経費です。

 

出すべき支出を出すことで、節約を続けやすくなります。一気に貯めることができなくても、長い目で見ればしっかり目標どおりに貯めることができるでしょう。

 

そして「締めるところは締める」、締め方のコツとは

その一方で、締めるところはギュッと締めなければいけません。お金を使いたいと思うものは、油断しているとどんどん増えてしまいます。

 

毎月の生活費が予算の範囲内でおさまるようにするには、お金を使う優先順位を考えておくことが重要。優先順位の低いものに惰性でお金を使っていては、節約もできませんし、貯蓄もできません。しかも、お金を使うことにポジティブな気持ちが持てないのではないでしょうか。

気が進まないけれど、いつも参加するからなんとなく行く飲み会の会費や、バーゲンだからつい買ってしまったけれど、結局着なかった服、あまり通えていないけれど、払い続けているスポーツジムの会費など、惰性で使っているお金は案外多いようです。

 

その他に、不必要に手厚い生命保険の保険料や、長年見直していない携帯電話の料金プランなども、払うべき支出とは言えないでしょう。

また、ぜひとも避けたいのが、「何に使ったかよくわからないけど、なぜか月末にはお金がない」、という事態。これは、少額の支出を毎日のようにしている人に多い傾向です。

 

コーヒーショップに行ったり、コンビニで飲み物を買ったり、駅の売店でお菓子を買ったり、ひとつひとつは1000円もしないので、お金を使った感覚が薄いのかもしれませんが、1カ月にまとめると数万円になることも珍しくありません。

 

ダイエットでも、食べてないのに太る、と聞くことがあります。節約と共通しているのであれば、ちょこちょこと少しずつでも何かしら食べているのかもしれませんね。使っていないはずなのにお金がいつの間にかなくなる、という感覚がある人は少額の支出がないか見直してみましょう。

特に、電子マネーでの支払いは分かりにくくなりやすいようです。クレジットカードでオートチャージをするように設定してあると、使う時には便利ですが後から何に使ったのか分からなくなりがちです。クレジットカードの利用明細を見ても、「○○へチャージ」としか記載されないので、何に使ったか思い出せなくなってしまします。

 

そんな支出が月に何万円もあったら本当にもったいないことです。もしそんなことがあれば、まずは何に使ったかわかるように、レシートは必ず受取りましょう。そして、必要な支出だったかどうか振返るようにしたいですね。

 

収支管理は要所をおさえる

節約はダイエットと同様に、出すところと締めるところのメリハリが大切です。

 

ただし、節約はダイエットと違って、一目で分かるということがありません。

 

メリハリをきかせて、しっかり予算どおりにお金を使えたかを確認するには、収支管理をしなくてはわかりません。

しかし、この収支管理も難しく考えると面倒になってしまい続かなくなります。

 

収支管理とはいっても、1円単位で収支を合わせる必要はありません。その月の貯蓄が予定金額できたか、支出が収入-貯蓄の金額におさまったか、大事なのはこの2点です。

 

できなかった時だけ、理由をはっきりさせて次に活かします。

お金のことは大切ですが、いつも考えているわけにもいきません。

 

要所をおさえて、効率よくお金と時間を使いましょう。

タケイ啓子

ファイナンシャルプランナー(AFP)。36歳で離婚し、シングルマザーに。大手生命保険会社に就職をしたが、その後、保険の総合代理店に転職。保険の電話相談業務に従事。43歳の時に乳がんを告知される。治療を経て、現在は治療とお金の相談パートナーとして、相談、執筆業務を中心に活動中。FP Cafe登録FPパートナー

 

 

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