1年100万円貯める女性がみんなやっている「お金に好かれる3つのこと」
平成最後の年末だ、クリスマスだ、お正月だと何かと理由をつけて、年末年始にお金をぱーっと使ってしまって反省している人も多いのではないでしょうか。
今年こそ貯めたい!と思っているあなたに、世にいう「マネー美人」になるためにお金に好かれる3つのことを紹介しましょう。
マネー美人への道1・「だらだら預金」をやめて、目標を明確にする
貯金を始める第一ステップは、まず目標を立てることです。なんとなく月2万円位貯めようかなと思って、実際に始めてみても、何のためなのか目的が曖昧なままだと続きません。
目標はなんでもOK。100万円貯めたい、イタリアに行きたいから30万円貯めたいなど、金額だけの目標でも目的があっての具体的な金額でもどちらでもよいのです。きちんと貯めるためには具体的な目標をたててアクションを起こすことが大切です。
具体的な目標ができたら、それをいつまでに達成したいか期間設定をします。
100万円を1年で貯めようと思ったら、月8万3333円必要。普通なら無理な金額です。しかし、ボーナスがあるなら、ボーナスの時は30万円ずつ年2回で毎月の貯金は3万3333円ずつとなりちょっと現実的な金額に近づいていきます。
貯める目標をたてたら、その目標期限までに具体的にいくらずつ貯金していけばよいのか逆算して貯金額を設定しましょう。
マネー美人への道2・無駄遣いは「週に2回」だけやめてみる
お金に好かれるマネー美人はお金の使い方もスマート。無駄遣いはしません。なんとなく寒いからコンビニに入って雑誌や新発売のスイーツなどを買ったりしていませんか? 季節限定なども要注意です。たまには自分へのご褒美で買ってもいいですが、どうしても必要ではないものを週に2回やめてみましょう。
なんとなくの無駄遣い500円を週に2回やめるだけで1カ月4週で8回とすると、500円×8回=4000円毎月節約できます。1年できたらなんと4万8000円。ちょっとした国内旅行もできちゃいます。
マネー美人は小さなことからコツコツ始めて、大きなご褒美を自分にしてあげます。お財布自体を開かず、お金を使わない「無買デー」の実践もおススメ。買い物はせず自宅にあるものだけで「限界メニュー」な食事を作ってみるのもいいですよ。
マネー美人への道3・センス不要、コツコツ貯めるタイプの「投資」を始める
2019年10月から消費税増税が決まり、何を買うにも支払う額が多くなってしまいますが、物の値段自体も年々上がっていることに気がついていますか?
身近なところでは、プレーンヨーグルトは少し前なら1パック500g入っていましたが、今は400gと少なくなっています。同じ価格だったら実質的に25%値上げです。
マヨネーズ、ケチャップ、バターなども同様に値上がりしているので、私達の身近なところで物価は上がっているといえます。
ところが、貯金の利率はどうでしょう?一般的な銀行の普通預金金利は0.001%で100万円預けておいても1年後につく利子は税引き前でわずか10円です。元本割れが怖いからと、普通預金や定期預金(定期預金でも金利0.01%ほど)に貯金していては、いつまでたってもお金が増えないだけではなく、物価上昇を考慮すれば逆にお金の価値は目減りしてしまうことになるのです。
ひと昔前のバブルの頃であれば、普通預金でも3%ある時代もありました。それなら100万円普通預金に1年間ほったらかしても税引前で3万円の利息が入っていました。
同じ100万円でもつく利息が10円と3万円の違いです。ほったらかしで増えない時代の今、マネー美人になるには投資も必要不可欠です。
つみたてNISAやiDeCoや勤務先の確定拠出年金など身近にある仕組みを利用して、毎月決めた金額の投資信託をコツコツ積み立てていきましょう。
投資信託とは、「投資を信じて託す」商品です。わかりやすく表現すると、信託報酬という手数料は0.2~1.8%前後かかりますが、たくさんの人から託された資金で自分では買えない多くの株や債券などで運用してその成果を託した人で共有する仕組みです。
筆者のお客様で月2万円ずつ15年積立投資信託をして合計360万円積み立てた人がいましたが、折からの株高に恵まれ、昨年末には550万円になっていました。これは貯金ではなしえない金額です。
積み立てている間は価格が上がったり下がったりして元本割れするリスクはありますが、10年以上の長期運用という視点でとらえて。マネー美人はちょっとした投資も始めています。
まとめ
お金に好かれるマネー美人になるには、まずはお金を好きになること、「なんとなく」ではなく「しっかり」お金に向き合うこと、お金の使い方を意識して、運用も考えることが大切です。新しい時代を迎える2019年、新しい自分「マネー美人」になりましょう。
稲村優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP🄬)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録パートナー。
「年収の2割が勝手に貯まる家計整え術」河出書房新社から10月25日発売
Amazonはこちら
*公式ブログ 「FP優貴子のマネーライフ・エッセンス」
http://ameblo.jp/cfp-inamura/
スポンサーリンク