何歳になったら「グレイヘア」にしていいの?「老けて見える」と反対されていた女性。54歳で白髪染めをやめてみたら、思わぬ効果が⁉
年を重ねるにつれ、「この年齢でこの服ってどうなんだろう」「ちゃんと大人らしく見えたほうがいいのかな」――そんなふうに、おしゃれや生き方に迷うことはありませんか?無理して合わせている気もするけれど、どう選べばいいのか分からない…そんなモヤモヤを感じることもありますよね。
50代後半から暮らしやコーディネートを発信し、20万人以上のフォロワーから共感を集めているシニアライフインフルエンサーの山岡まさえさんは、頑張るよりも“自分が心地よく続けられること”を大切にすることが、自分らしさにつながると語っています。
本記事では山岡さんの著書から、無理を手放して軽やかに生きるための暮らしのヒントを紹介します。
※本記事は書籍『60歳、服を7割手放して「ときめく暮らし」がはじまった: おしゃれの幅も、人生も豊かになる』(山岡まさえ:著/ Gakken)から一部抜粋・編集したものです
※撮影/黒川ひろみ
「頑張ること」よりも「ゆるく、自然に続けられること」のほうが価値がある

「頑張らなくちゃ」「続けなくちゃ」でやっていることは結局、続かない
誰かに「すごいね、頑張っているね」と言ったり、言われたりすることってありますよね。でも、本人は特別努力しているつもりはなく、「普通のこと」として続けている場合があります。
こういった、「頑張らなくても、自然と続けられていること」こそ、その人の「強み」であって、価値あることではないかと思います。
私の場合、毎日のコーディネートの投稿は無理に頑張っていることではなく、好きで続けていることの一つです。だから、飽きることも疲れることもなく、続けられているのだと思います。
結局、「頑張らなくちゃ」「続けなくちゃ」といった義務感があることほど、ストレスになってやめてしまうんですよね。でも、「頑張らなくてもできること」は、意識しなくても続くもの。
それが、誰かの役に立ったり、喜びにつながったりしたら、最強です。こういった強みを見つけられると、人生はより豊かになるのではないかと思います。
染めない選択は、自分らしく生きることに自信がついた証

60代は、ありのままを受け入れて生きていく
40代に入った頃からグレイへアにしたいと考えていたのですが、周りからは「老けて見えるから」と反対されました。本音では、「白髪染めの頻度を減らしたいし、自然体でいたい」。一方で、「老ける」現実を受け入れられない自分もいました。
そんな葛藤を経た54歳のとき、私はついにグレイヘアに。年齢を重ねると、他人の評価や意見に振り回されがちです。でも、自分の心が喜ぶ選択を優先したい。それが人生を豊かにする大きな一歩になる。その気づきが、私の決断を後押ししました。
実際、グレイヘアにすると、周りの意見を気にしすぎていた自分から解放されただけでなく、年を取ることへの抵抗感が減り、むしろ楽しむ気持ちが大きくなったんです。
私にとって「染めない選択」は、ありのままの自分を受け入れて生きることを決めた自信の証。だから、誇らしい!ちなみにグレイヘアにしたら、頭皮がどんどん健康に! 頭と顔はつながっているからか、肌を褒められることも増えました。
人の目より、自分の心を信じる
「すべては、自分しだい」。60代を迎えた今、この言葉がこれまで以上にしっくりきています。ファッションでも、他のことでも「人にどう見られているのだろう」ばかりを気にする生き方をしていた時期もありました。
でも、どれだけ頑張っても人の目を私が変えることはできません。反対に、自分がどう受け取るか、どう捉えるかは自分しだい。 他人は変えられないけど、自分を変えることはできるんです。
SNSの投稿もそう。他の人がどんな投稿をするかとか、どう受け取られるかを気にするより、私が「何を伝えたいか」が大事。そして、自分が思うことを素直に綴つづることのほうが、共感してくれる方々と自然とつながることができている気がします。
派手じゃなくていいし、誰かに勝たなくていい。我慢せず、人の目を気にせず無理をしない。コンプレックスを手放して、自分らしく生きる。「自分で決めてきた」人は、穏やかでいられる。他人の評価は変えられないけど、自分がどう感じ、どう行動するかは自由。60代は自分に正直に。心に噓をつかなくていい。
もちろん、今でも周りの評価を気にしてしまうことはあります。でも、そのたびに思い出して自分に伝えます。大切なのは、「自分がどう感じるか」だと。結局、人生をどう歩み、どう彩るかは、自分しだいなんだと思っています。
ここまでの記事では、60代を自由に生きるための「選択」の仕方についてご紹介しました。つづく関連記事では、山岡さんが毎日を心地よく過ごすために「やめたこと」をお届けします。
つづき>>「ちゃんとしてる人」でいるためにしてた事をやめたら、暮らしが豊かになった!50代から始めたい、人生をラクにする「手放し活」のすすめ
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■著者:山岡まさえ(やまおか・まさえ)
50代後半ではじめたSNSで、日々の暮らしや「60代の1週間コーディネート」などを発信。フォロワー20万人以上に(2026年4月現在)。雑誌や講演などでも活躍。60代ライフスタイルブランド「DIGNITY」や、一般社団法人日本グルーデコ協会を主宰。「グルー継ぎ(R)」「グルーデコ(R)」というハンドメイドの技法の普及や講師育成も行っている。
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