戦国時代にも逃れられなかったアルハラ。「職場の飲み会」がなくならない歴史的理由とは?
戦国武将は酒のみだった!?
現代社会では“若者の飲酒離れ”が指摘されていますが、実際には若者だけでなく、中高年の方々にも飲酒を控える傾向が見られます。厚生労働省の『令和6年国民健康・栄養調査報告』によると、毎日飲酒をする人の割合は全体で15.2%にとどまっています。酒を好むイメージが強い50代男性でも、毎日のむ習慣がある人は28.5%です。
一方、戦国時代の武将は酒のみが多く、大量に酒をのむ日も珍しくありませんでした。現代でも、宴会や寄り合い、花見などの理由をつけてのむことがありますが、当時も同様にさまざまな場で酒が振る舞われていました。加えて、日常の食事の席でも酒が提供されました。当時、10人前後が円になって座り、一つの盃を順番に回し飲みする遊びが流行っていました。この遊びにはルールがあり、話すこと、口を拭うこと、肴を食べることが禁じられていました。ルールを破った者は罰ゲームとして、もう一杯のむことを強いられました。
最近は変わってきているものの、現代の飲み会でも一気飲みができる人や飲みっぷりのよい人は称賛されることがあります。戦国時代もそれは同じで、酒をたくさん飲める者は称賛されました。
◆盃を出されてから断るのは失礼?戦国時代のお酒のマナーって?
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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