「とうめいな」でも「そうめいな」でもありません。「澄明な」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「澄明な」です。
「澄明な」の読み方は?
「澄」が「氵(さんずい)+登」で成り立っていることから、「澄明な」を「登」の読みを当てはめて「とうめいな」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは不正解。
また「〇〇めいな」の読みから推測して「そうめいな」と読んだ人もいるかもしれませんが、“物事の理解が早く賢いこと。また、そのさま。(出典元:小学館 デジタル大辞泉)”などを表す「そうめい」は漢字では「」と表すため、こちらも残念ながら不正解です。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「ちょうめいな」です。
「澄明」は
水・空気などが澄みきっていること。また、そのさま。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
「澄明」と「透明」の違いについて
読みも意味もよく似た言葉に「透明」が挙げられます。「透明」は辞書を引いてみると
1
㋐すきとおって向こうがよく見えること。また、そのさま。
㋑すきとおって、にごりのないこと。また、そのさま。
2 物体が光をよく通すこと。光が物質中を通過するとき、吸収される度合いが小さいこと。出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味する、とあります。
“水・空気などが澄みきっていること”を表す「澄明」とあまり違いはありませんが、『大漢和辞典」などを発行する大修館書店が運営するWEBサイト『漢字文化資料館』では、「澄」と「透」の漢字が表すものについて記載がありました。
「澄」の部首は「氵(さんずい)」で水に関連します。一方「透」の部首は「辶(しんにょう)」で進むことを表します。「澄明」も「透明」もすきとおっていることを表しているものの、それぞれの漢字が表すイメージを通して見ると印象が変わるのではないでしょうか。
参考文献:「透明」と「澄明」とは、どちらもすき通っているという意味ですが、違いがあるのでしょうか?|漢字Q&A|漢字文化資料館
★他の問題にもチャレンジ!
答えは>>こちら
スポンサーリンク
【注目の記事】
- 女性の美と健康に「歯周病ケア」が関係するって本当!?「歯みがきの正解」とは?歯学博士に聞いてみました
- 【朗報】40代ママ必見!シワ改善&美白のエイジングケアを兼ね備えた高機能UV、発見しました!
- 美味しさの決め手は植物油!~油の達人に聞く植物油の魅力 vol.6/@セルサルサーレ【オリーブオイル、こめ油、太白ごま油】
- 「瞬間最高視聴率31.1%」韓国ドラマ『ペントハウス』シーズン3、白金不倫文学作家が明かす「タワマンあるある」とは?職業差別、子がブサイク、ウザい義母
- 「えっ!?ほんとにマツエクしてないの?」40代の自己肯定感が爆上がりする、意外な方法とは?
- 「自己流メイクがパッとしない…」42歳編集が新生インウイで似合うメイクを発見!【体験レポ】【セミナー告知】
- 食の「もったいない」を植物油でおいしく解決 Vol.3【“迷子ボックス”で使いきれない食材をなくす】