モデルナ製ワクチン、38歳男性が職域接種で味わった「稀有なダルさ」とは?

着々と進むコロナワクチン接種。8月19日現在で約40%の人が2回めの接種を終えており、周囲から副反応の話も聞こえてくるようになりました。

職域接種でモデルナ製ワクチンを接種した人からは、特に2回め接種時の「職域リスク」の声も挙がっています。

東京都杉並区在住の長谷川トモユキさん(38歳)の体験を聞きました。前編です。

 

運よく職域接種の対象に!でも、1回めから副反応が出てしまい

ITエンジニアの長谷川さんは6月30日に1回めの職域接種を受けました。

 

「地元自治体の接種状況もウェブでチェックしていましたが、明らかに職域接種のほうが早いため、迷わず職域にしました。とはいえ1回めの募集は瞬殺で間に合わず、2回めでなんとか申し込みに成功しました」

 

勤務先はリモートワークのため、接種当日も自宅で仕事をして、15時に接種のために出社。社には滞在しないようにというお達しも出ていたため、16時には自宅に戻って仕事の続きを進めていました。

 

「ところが、17時過ぎに、あれ、これ熱が出てるかも……?と。体温を計ったら37.5℃でしたが、どうもダルくて、そのまま在宅仕事を切り上げました。リモートなのでSlackに連絡を上げるのですが、明日は熱が下がったら仕事しますと書きました。この時点では下がるだろうと思っていたんです」

 

異変を感じたのは翌朝です。熱は変わらず37.5℃、仕事もできなくはないのですが、熱に見合わない倦怠感があります。

 

「集中力を保って仕事をするにはちょっと辛いかな……ここで無理は禁物と、1日休みをとりました」

 

このあとも熱は37.5℃で推移したものの、発熱から24時間程度で平熱に戻りました。

 

なお、長谷川さんは男性4人のチームに所属。38歳の長谷川さんを筆頭に、20代前半、20代後半、30代前半というメンバー構成です。

 

「この4人のうち、1回め接種で発熱したのは私だけでした。勤務先は30代後半が中心の200人規模の会社で、エンジニア職は男性が9割、営業職は男女半々です。全員同じ日に接種を受けましたが、Slackを見る限りでは10~20%程度に副反応が出ていました」

 

覚悟して受けた2回め接種。こんな体験、二度とないかも…

2回めの接種は4週間後の7月28日でした。

 

「周囲の話やネットの体験談を総合すると、どうやら2回め接種の副反応はヤバいらしいぞと。覚悟して、事前にある程度の下準備をしました。冷えピタ、ポカリ、解熱鎮痛剤。とはいえ、薬と言われても、普段まったく飲まないので何を買っていいかがわかりません。とりあえずドラッグストアの棚から見たことのある銘柄を選びました」

 

2回めも前回同様、15時の接種。16時に帰宅しましたが、帰宅時点ですでに接種部位の肩に痛みがあります。不穏な空気を感じていると、案の定、17時には明らかに肩が強く痛み始め、同時に37℃の発熱が。

 

「ここからが結構な地獄でした。熱はみるみる上がっていき、22時には38℃を越えました。私は普段から風邪をひくと全身が筋肉痛になり、バキバキに痛むのですが、それとほぼ同じ症状がその何倍も何倍も、強烈に強く出たのです。とにかく背中がものすごく痛くてベッドで横になれない。腕も痛い、関節も痛い。でも体は眠い。眠いのに眠れない」

 

ツイッターの書き込みを振り返ると、午前1時に朦朧とした状態で、「全身風邪のような筋肉痛というか倦怠感と寒気。なるほどこれはしんどいな」とつぶやいています。

 

「その状態がずっと朝まで続きました。うつらうつらしては、ああ痛いと意識が戻ってきます。熱は計るたびに38.5℃。普段はせいぜい37.5℃なので、大人になってからこれだけの発熱は記憶にありません。不思議と熱そのものの辛さはそれほどないのですが、とにかく筋肉痛がひどい。怠い、痛い、辛い……」

 

発熱に比較して、それほど汗はかかなかったとのこと。

 

「汗はむしろ熱が下がるタイミングで出ました。いつもの風邪が強力に襲ってきているのに、鼻水と喉の痛みはまったくない。ばーっと熱だけが出る、不思議な体験でした」

 

後編>>>まさか、職場が全滅…?思いもよらない事態に激震が走る

 

 

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