
これ、なんと読む?!「蕩尽」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「蕩尽」です。
「蕩尽」の読み方は?
「蕩」を見て「どこかで見たことあるような……」と感じた人は少なくないはずです。「蕩尽」は、その言葉に馴染みを抱きにくいだけで、読みそのものは決して難しくはないと思うのですが、確信をもって読みづらい言葉のようにも思えます。
「蕩」の字は「ホウトウムスコ」という言葉に用いられます。この言葉、どこかで一度は耳にしたことがある人も少なくないはず。しかし、この言葉を表す漢字がうっすらとしか思い出せないと、「蕩」が「ホウ」だったか「トウ」だったかで迷う人もいるのではないでしょうか。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「とうじん」です。
「蕩尽」は
財産などを使い果たすこと。
出典元:小学館 デジタル大辞泉
を意味します。
また先で紹介した「ホウトウムスコ」は「放蕩息子」と書きます。「放蕩」とは
酒や女におぼれ、品行が修まらないこと。
出典元:ホウトウ|言葉|漢字ペディア
を意味します。
いずれの言葉も、なんというか、「欲求に忠実なまま行動してしまうんだなあ……」という印象を持ちます。
「蕩」には
①うごく。ただよう。ゆれうごく。
②のびやか。ひろびろとしているさま。
③ほしいままにする。だらしがない。みだす。
④あらう。洗い去る。はらいのぞく。すっかりなくす。
⑤とろける出典元:蕩|漢字一字|漢字ペディア
の意味があります。
「放蕩」の「蕩」は③の、「蕩尽」の「蕩」は④の意味で用いられています。
とはいえ「蕩」には、“のびやか”や“とろける”といった意味もあります。そのため「蕩」は「蕩」でも、「蕩尽」「放蕩」で用いられる「蕩」とは違う印象を抱く表現も。
例えば「蕩蕩(トウトウ)」は
①広々と大きいさま。
②ゆったりと穏やかなさま。平らかなさま。
③水の勢いが激しいこと。出典元:トウトウ|言葉|漢字ペディア
を意味し、「蕩尽」や「放蕩」とはだいぶ印象が異なります。
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