
知らないと赤っ恥!「お祝いのお金の包み方」12の真実
人生のさまざまな節目で「お祝いごと」があります。おつきあいの上だけではなく、「ともに喜び、将来の幸せを祈るための行事」でもあるのです。
今回は、春に新しい生活がスタートする入園、入学・就職祝いなど成長のお祝いや、結婚など暮らしのお祝いに絞って贈答のポイントを(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田玲子先生にお聞きしました。
【 気品を身につけるシンプルな教え#39お祝いのマナー編 】前編
1・まず、贈答に込められた「意味」を理解しよう
そもそも、お祝いとして贈答品などを送るのは、どのような意味があるのでしょうか?
贈答の起源は、自然崇拝の時代と言われている古代に遡ります。収穫物を神様にお供えし、感謝の気持ちを表したり豊作を祈ったこと等が、やがて人に対しても行われるようになったと考えられています。
よって、贈答とは目的に応じて、友好の気持ちや日ごろの感謝などを形に表すことでもあり、ビジネスなどでは成功のポイントになるとも考えられています。
2・祝儀袋の種類「入学祝い」「結婚祝い」はどう違いますか?
一般的なお祝いには、幸せが繰り返すようにという意味で、「蝶結び」の水引を用います。
結婚祝いには、「結び切り」の水引を用います。大判で厚みがある袋や格調の高い豪華な袋もあります。包む金額に合わせた格のものを選びましょう。
3・のし袋とご祝儀袋は同じもの?
基本的には同じ意味でつかわれていますが、弔事以外の贈答品には右の上部に熨斗を付けます。
この「のし」とは「のしアワビ」の略称です。アワビは古代は貴重な食料品であった為に、叩いて伸ばし乾燥させて保存食料とされていました。この “のしアワビ” を包み、「稲穂が長く伸びるように」と豊作を祈願したことが、「のし」の始まりであると考えられています。のしはその品物が穢れていない証となります。
4・おめでたいときの水引の本数は奇数か? 偶数か?
水引の本数は、3本、5本、7本と奇数のこよりを束にして使用します。 基本の本数は5本で、3本は5本を簡素化したもの、7本は5本を丁寧にしたものとなります。
水引の色は、慶事では、金銀、紅白、金一色、赤金等が現在用いられています。
慶事用の水引に奇数の本数を用いるのは、中国の陰陽五行の思想に由来しています。
つづき>>>実は「書いてはいけないこと」があった?包んではいけない数にも変化が?
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