男性更年期かもと思ったら「試してみるべき」漢方とは?イライラ、肩や首のこり、頭痛

男性の場合も、一般的に中年以降、加齢とともに男性ホルモンの分泌が穏やかに減少し始めます。

更年期の症状は女性特有ではなく、男性は40歳以降いつでも起こりうる可能性があり、さらに女性と違って終わりもありません。

更年期のお悩みのひとつに「首こり」があります。

今回は、更年期の首こりを改善する方法について「あんしん漢方」の薬剤師・清水みゆきさんに教えてもらいました。

前編『「男性更年期かも?」抑えられないイライラ、肩こり、頭痛に苦しむ男性が「たどりついたケア」は

 

 

更年期の男性に。「根本的に首こりを改善したい」人のための漢方には何がある?

「首こりを根本的に解消したい」

「いろいろ試したけれど、首や肩のこりがとれない」

そんな方には、首や肩のこり、痛みに対して整形外科でも使われている漢方薬がおすすめです。

 

男性更年期の身体症状として、男性ホルモンの低下により、筋肉や関節の痛み、筋力の低下などが起きやすくなります。

また、漢方医学では、ホルモンバランスの乱れ以外にも疲労や緊張、ストレス、血行不良や冷えなどが首や肩のこりの原因と考えられています。

 

首や肩のこりには、首のこわばりをとる生薬や筋肉の血流をよくする生薬、筋肉の緊張を緩和する生薬、水分の循環をよくする生薬、自律神経のバランスを整えて緊張した神経を落ちつける生薬などを含む漢方薬で治療を行います。

からだの血流や水分の循環をよくすることで、首や肩のこりだけでなく、頭痛や冷え、疲労感など男性更年期のさまざまな不調を同時に改善することが可能です。

不調だけでなく、根本的な体質改善を目的としている漢方薬は、自然由来の成分がからだにやさしく働くため、毎日のむだけで症状の解決を目指せるでしょう。

 

<更年期の首こりにおすすめの漢方薬>

  • 葛根加朮附湯(かっこんかじゅつぶとう):肩こりや頭痛が気になる方に。
  • 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):肩こりや頭重、しもやけが気になる方に。
  • 柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう):イライラや動悸、不眠が気になる方に。

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家に力を借りるのがおすすめです。

 

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方(オンライン個別相談)」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。相談もスマホで完結するので、対面では相談しにくい悩みも気軽に相談できます。

●あんしん漢方:https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

更年期の首や肩のこりを「年のせい」と思い込まないで!

あなたを悩ますひどい首や肩のこりの原因は、更年期かもしれません。

女性だけではなく、男性にも更年期があります。

ひとりで我慢せずに専門家に相談してみませんか?

漢方薬でからだの内側からバランスを整えて、更年期も笑顔で過ごしていきましょう。

 

 

前編『「男性更年期かも?」抑えられないイライラ、肩こり、頭痛に苦しむ男性が「たどりついたケア」は

 

 

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方(オンラインAI漢方)薬剤師 清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師  JAMHA認定ハーバルセラピスト

製薬企業の研究所勤務を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。

現在も漢方調剤薬局で薬剤師として働きながら、「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中です。

●あんしん漢方(オンラインAI漢方):https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/

●漢方女子:https://www.facebook.com/kampojoshi/

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