
目上の人に「お体ご自愛下さい」は失礼?NG敬語メールと「言い換え方」7選(後編)
目上の方、特に体を気遣うべき年齢の方や、少し体が弱っている方に「お体ご自愛ください」というのは、実は失礼に当たります。後編です。
<<前のページ:体調を気遣った結びの言葉は、基本的にはこのような人に対してだけ使うようにしましょう5・身体が弱っている方へは、むしろ一般的な挨拶で
冒頭の「頑張って下さい」は「益々のご活躍をお祈りしています」「これからも楽しみにしています」というように、相手に何かをさせようという言葉ではなく、こちらが「活躍を楽しみにしている」という気持ちを素直に伝えるのが良いようです。
- それではまたお目にかかれるのを楽しみにしています。
こんな普通の挨拶が、健康を病んでいる人にとっては、心強く感じるのではないでしょうか。
6・元気な方への結びには季節の言葉もプラス
体を気遣う結びにしたい場合「ご自愛下さい」に関しては元気な人を対象に、季節の言葉を添えて書くと良いでしょう。
「寒さ厳しき折」「暑い日が続きますが」などの言葉です。
- 寒さ厳しき折、どうぞご自愛下さい。
7・おいといくださいはとりわけ目上の人にOK
- 寒さの緩む季節ではございますが、どうかお身体おいといください。
「おいといください」という素敵な大和言葉があります。こちらは「体を厭(いと)う」という言葉からできていますが、年配の方に送る時には重宝です。「お疲れ様」を「お疲れの出ませんように」と言い換えるように、「ご自愛ください」を「おいといください」と言い換えるのも良いでしょう。ただし「厭う」は漢字で書かないほうが印象がいいでしょう。意味は違うのに「厭(いや)」と同じ漢字を使うからです。また「体」を「身体」にすると印象がさらによくなります。
何を伝えたいのかを結びの文できちんと伝える、相手を気遣う言葉に気をつける、その際、女性は大和言葉を使うと美しく伝えられる、この3点を覚えておきましょう。
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(この記事は2018年に初回配信されました)
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