育ちのいい女性が「トイレで絶対しないこと」とは?見られる意識を持っていたい
公共の場であっても誰も見ていないとついつい普段のおこないが露呈してしまいます。洗面所やエントランス、エレベーターや給湯室等でお互いに気持ちよく使えるコツについて、(一社)日本プロトコール&マナーズ協会の松田玲子先生にお聞きしました。
気品ある女性はまわりへの気配り、「見られる意識と魅せる意識」が身についています。あなたはいかがでしょうか?
【 気品を身につけるシンプルな教え#56公共でのマナー編 】前編
化粧室や洗面台。自分が使用した後にペーパーで拭いていますか?
化粧室の洗面台は水を使うところですので、どうしても水がはねてしまいます。気配りのできる女性は、必ず次の方が気持ちよく使っていただけるようにペーパータオルで、水がはねたところをサーッと拭いて出て行かれます。ペーパータオルがない場合でも、バックからティッシュを出してさりげなく拭く姿は美しいものです。
洗面台での化粧直しはして良い?
もちろん、みだしなみを整えることは大切です。しかし、洗面台で手を洗った後に、続けてお化粧直しをする方を見かけますがいかがでしょうか。
混雑の具合にもよりますが、次に使いたい方が待っている場合は、どれだけ化粧直しの途中であっても、端に寄るなどして、待っている方にスペースを譲りましょう。化粧をし出すと自分だけの世界に入り込んでしまうことがありますので、充分に注意しましょう。
公共の場では譲り合う気持ちをもって、長く洗面台を占領しないよう心がけたいものです。
化粧直しはどれくらい時間をかけていますか?
化粧室で化粧直しをする時間が長すぎると、次に使う方が困ってしまいます。化粧直し時には、化粧直しコーナーやパウダールームであっても占領しないように、手短に化粧直しを済ますほうがスマートです。皆が気持ち良く使えるようにしましょう。
絶対NG。手が濡れたまま出ないようにしましょう
公共の場では、必ずしも洗った手を拭くペーパーやエアドライヤーがあるとは限りません。どれだけ急いでいても、持参しているハンカチできちんと手を拭いてから化粧室を出ましょう。出入り口のドアノブが濡れていたら次に出入りする方が不快に思われますし、不衛生になります。
▶【この記事の後編】お育ちがバレる…公共の場でやっていたら「今すぐやめてほしい」こととは
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