上品に笑ったつもりが相手は不快!? そのしぐさ、外国人にはこう見えます!【気品を身につけるシンプルな教え】(後編)
自分では気がつかず、無意識にしてしまっているしぐさがあります。特に、日本人にありがちな振る舞いは、外国人にとって奇異に映ってしまうこともしばしば。今や、グローバルな時代ですから、海外ではもちろんですが、国内にいてもお相手に誤解されたり不快な思いをさせないように意識していきましょう。よくあるNG行為を(一社)日本プロトコール&マナーズ協会主任講師の松田玲子先生にお聞きしましたので覚えておきたいですね。後編です。
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曖昧な薄ら笑いもNG
日本人は、照れ隠しや自分の意見を遠慮して言わない時などに曖昧な薄ら笑いをしてしまう人もいます。日本人同士ならその表情から心情を察することもできますし、和を乱さない行為と受け取ってもらえるかもしれませんが、これは外国では通用しません。
「イエスなのかノーなのか」「良いのか悪いのか」など、自分の意見をはっきり伝えることが大事です。
曖昧な表情でお茶を濁すような行為は、何を考えているか分からないどころか相手にとって不気味にさえ映ってしまいます。
たとえば、レストランなどでサービスを受けるときも、担当するスタッフに、どうしてほしいのかきちんと伝わるように話すことが相手への思いやりでもあります。
目を合わせないで話すのは最もいけない
話をするときは、相手と目線を合わせることが基本です。日本人は恥ずかしさや照れくささから目線を合わせない人が多くいますが、それでは相手との距離を縮めることはできません。挙動不審に見えるか、嘘をついているのではないかと思われてしまうのです。
堂々とした姿勢できちんと目線を合わせてコミュニケーションを取ることは、必要不可欠の振る舞いです。笑顔とともにアイコンタクトをしっかり取って、自信を持ってお話をしましょう。
NGのしぐさについては、普段無意識にやってしまっていることが出てしまうので、意識して直していけば少しずつ回数が減り、いずれはしなくなっていきます。
ぜひ、NGしぐさに気をつけて大人の女性らしい身のこなしをしてまいりましょう。
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