藤原紀香、梨園入りしても芸能活動をやめないたった1つの理由(前編)
芸能記事リバイバル企画! あのとき、あの人はいったい…?そして今は…
本日は2018年1月に配信された「藤原紀香、梨園入りしても芸能活動をやめないたった1つの理由」をお送りします。
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新年一発めの記事は、藤原紀香にしよう。
そう思っていたところ、昨年末、紀香主演のドラマ「眠れぬ真珠」(日本テレビ系)が放送されました。
紀香の役どころは、更年期障害に悩む45歳の芸術家。画商と不倫しているが、カフェで知り合った17歳年下の若い男と恋に落ちてというお話。紀香が不倫相手に壁に押し付けられて「若いオトコにこういうふうにされたのか」と挿入されたり、セックスの前にシャワーを浴びるのを禁じられたり(匂いを感じたいそうです)、46歳とは思えぬ紀香のパーフェクトボディーが何度も拝めるドラマでしたが、何て言うんでしょう、内容が入ってこねぇ。
紀香がバッシングされ続けるワケ
女優には出世作や代表作というものがあります。たとえば、米倉涼子だったら「黒革の手帳」(テレビ朝日系)や「ドクターX」(テレビ朝日系)、篠原涼子であれば「アンフェア」(フジテレビ系)、「ハケンの品格」(日本テレビ系)などが思い浮かびますが、紀香にはそれが思い浮かばない。その代わりといっては何ですが、紀香は歌舞伎俳優・片岡愛之助と結婚したことにより、“梨園妻”というポジションを得ました。
梨園入りした芸能人と言えば、名門・成駒屋に嫁いだ三田寛子が思い浮かびますが、三田は結婚の際、「アイドルだったから前に出たいだろうが、これからは陰に徹するように」と舅に諭され、婚約会見の際の着物も義姉のおさがりというように「目立たないこと」「夫の裏方であること」を厳命されます。
紀香と言えば、お笑い芸人・陣内智則との結婚式の際に十二単を着たり、全国赤十字大会で美智子さまにお言葉を賜る際、美智子さまを模したとしか思えないような帽子をかぶったりと、自意識はロイヤルファミリーより。そんな自意識強めの紀香に、梨園妻は務まらないと思う人は多いようで、「女性自身」(光文社)主催のアンケート、「離婚しそうな夫婦」で二位を獲得してしまいました。
芸能界から梨園入りした妻たち、三田寛子や前田愛がテレビに出ることなく家業に専念しているのに対し、紀香がドラマや舞台など芸能活動を続けている。“夫を支える妻”でないから、離婚するに違いないと思っている人が多いということでしょう。
夫を支える妻とは、何か
ここで考えてみたいのが、“夫を支える妻”とは何なのかということです。
もし紀香が芸能界を引退、もしくは引退はしなくても仕事をせずに、裏方の仕事をしていれば、“支える妻”になれるのでしょうか。
「フライデー」(講談社)に愛之助と腕を組む紀香の写真が出た時(隠し撮りなはずなのに、なぜか紀香はカメラ目線)、私はつき合っても結婚はしないのではないかと思っていました。梨園の妻は、跡取りをもうけるというお役目がありますが、そこを重んじるのなら、紀香ではなく、若い女性を選ぶのではないかと思ったのです。
しかし、愛之助は婚約会見で「自分自身も芸養子なので、こだわらない」、つまり子どもはいなくてもよいと明言します。実子にこだわることは、芸養子としての自分を否定することですし、幸か不幸か愛之助は名門の御曹司ではありませんから、跡取りはマストではないと言えるでしょう。
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