
「夫は私に関心がないんです」1歳の我が子を預けて不倫する、42歳女性の心の暗闇とは【不倫の精算 ・リバイバル4】後編
後ろ指をさされる関係とわかっていても、やめられない不毛なつながり。
不倫を選ぶ女性たちの背景には何があるのか、またこれからどうするのか、垣間見えた胸の内をご紹介します。
<<前編:新婚のころから付き合っていた不倫カレシ。子供が1歳になるころにまた関係が再開して…
唖然としてしまう。堂々と不倫を続けるための「計画」
Gさんと彼の関係は順調だったが、家が遠くクルマで片道30分ほどかかるのが悩みだった。
「彼は親から相続した家に住んでいるから、もう引っ越しができないの。
わざわざホテルに行かなくても彼の家があるからラクではあるけど、移動の時間がもったいないのよ」
クリームを入れたカップをスプーンで混ぜながら、Gさんは小さな声で言った。
「だからね、私が行こうかと思って。あっちに」
「え、みんなで引っ越すってこと?」
思いがけない言葉に、思わずこちらの声が大きくなる。
この反応を予期してだろうGさんは、慌てて早口で続けた。
「違うよ、私の仕事専用の部屋を○○市で借りるってこと。
そうすれば堂々と家を出られるし、彼とも会いやすくなるでしょ」
彼の住んでいる町ではなく、ちょうど中間にある市に小さな部屋を借り、そこで仕事をする。県の中心部であるその町には仕事の取引先もあって、「仕事の都合」として家族に説明すれば、あやしまれることはない。
彼の家までそこから10分ほどであり、彼が都合のいい時間にGさんに会いに来ることもできる。
これが、Gさんの計画だった。
▶夫は反対しないのか?
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