
「あつらえる」ではありません。「拵える」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「拵える」です。
「拵える」の読み方は?
「〜える」の送り仮名から「あつらえる」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。「あつらえる」は漢字で「誂える」と書きます。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「こしらえる」です。
「拵える」とは
①形あるものに作りあげる。
②うまく作る。ないことをあるように見せかける。
③準備する。また、整える。
④友人などをもつ。
⑤飾る。装う。出典元:こしら-える|言葉|漢字ペディア
という意味です。
ちなみに「誂える」は
1 自分の思いどおりに作らせる。注文して作らせる。
2 人に頼んでさせる。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「拵える」と「誂える」、読み方や意味がごっちゃにならないよう注意したいですね。
部首「扌」がついて「〜える」と読む難読漢字
調べてみたところ、部首「扌」がついて「〜える」と読む言葉が他にもありました。たとえば以下の言葉があげられます。
- 携える
- 按える
- 扣える
「携える」は日常生活でも見ることのある表現です。「按える」と「扣える」は表外字(常用漢字表に入っていない漢字)のため見たことがない人の方が多いはずです。
これらの意味は以下の通りです。
- ①手に提げたり、身につけたりして持つ。②連れて行く。 ③共に行動する。
- ①上から押すようにして手をあてる。 ②なでる。さする。
- ひきとめる。抑制する。前に進むものに手をかけてひっぱる。
(出典元:漢字ペディア)
「按」がつく言葉には「按摩(アンマ)」があります。「按摩」は「筋肉をもみほぐして血行をよくすることによって、疲労を回復したり病気を治したりする療法。またそれを職業とする人」という意味です(出典元:アンマ|言葉|漢字ペディア)。この言葉から連想される動きと「〜える」という送り仮名から、「按える」の読み方を導き出せる人がいるかもしれません。
正解は……
- たずさえる
- おさえる
- ひかえる
です。
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