
「がいむ」ではありません。「啀む」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「啀む」です。
「啀む」の読み方は?
「啀」は「生涯(しょうがい)」などの「涯」に形が似ています。「涯」も「啀」も音読みは「ガイ」と共通していますが、「啀む」の読み方は「がいむ」ではありません。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「いがむ」です。
「啀む」とは
1 動物が牙をむいてかみつこうとする。
2 激しい口調で立ち向かう。くってかかる。出典元:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。
「啀」は音読みで「ガイ」、訓読みで「いが(む)」と読み、そのほかに読み方はありません。「厓」の部首が「口」だった場合には「いがむ」と読むことをぜひ覚えておいてください。
では「涯」にはどんな意味がある?
冒頭で「生涯」などに用いられる「涯」を紹介しましたが、「涯」にはどんな意味があるのでしょうか。
「涯」という漢字は「水」と「厓(ガイ)(がけ、かぎる)」から成り立ちます。水べのがけ、「きし」の意を表しており、
①みぎわ。きし。
②はて。かぎり。きわみ。出典元:涯|漢字一字|漢字ペディア
という意味があります。
①の意味で用いられる「涯」がつく言葉には「津涯」「水涯」「浜涯」が挙げられます。ちなみにこれらは「シンガイ」「スイガイ」「ヒンガイ」と読みます。「ツガイ」「ハマガイ」ではありませんよ。これらは「津」や「水」「浜」という漢字からも分かる通り、「水ぎわ」や「きし」を表します。
②の意味で用いられる言葉には、「涯際(ガイサイ)」や「天涯(テンガイ)」などが挙げられます。「涯際」は「物事の行き止まりになる所。はて。きわまり」を表し、「天涯」は空のはてや遠く離れたところを表します。
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