読み方は「きぼね」?「きこつ」?「気骨」の読み方、知っていますか?

2023.08.30 QUIZ

本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「気骨」です。

「気骨」の読み方は?

「気」も「骨」も日常生活でよく見かける漢字です。とはいえ「気骨」という言葉に馴染みがないと、「あれ、なんて読むの?!」と戸惑ってしまう人は少なくないはずです。

「きこつ」とも読めそうだし「きぼね」とも読めそうですが、一体なんと読むのでしょうか。

正解は……

「きこつ」とも「きぼね」とも読みます。

ただし、読み方によって意味が異なるので使う際には注意が必要です。

まず「気骨(きぼね)」とは

心づかい。気苦労。心配。

出典元:精選版 日本国語大辞典

を意味します。「気骨が折れる」「気骨を折る」の形で用いられます。

「気骨(きこつ)」は

自分が正しいと信じていることは、どんな障害にも屈服しないで、貫き通そうとする強い心。気概。

出典元:精選版 日本国語大辞典

を意味します。

「骨」という漢字には

①ほね。人や動物のほね。
②からだ。
③物事の中心。かなめ。要点。
④人がら。気質。

出典元:骨|漢字一字|漢字ペディア

という意味があります。

「気骨(きこつ)」の「骨」は“人がら。気質。”を表すもので、同様の意味をもつ「骨」がつく言葉には「反骨(はんこつ)」があります。「反骨精神」といった表現を聞いたことがあるのではないでしょうか。「反骨」は「権力などに対して反抗する気概」を表します(出典元:ハンコツ|言葉|漢字ペディア)。

また「気骨(きこつ)」の類語表現に「骨っ節(ほねっぷし)」があります。「骨っ節」はその漢字が表す通り、骨の関節を表す言葉でもありますが、「何事にも屈しない強い意志。気骨。気概。」という意味もあります(出典元:小学館 デジタル大辞泉)。

 

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