「そらせみ」ではありません。「空蝉」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「空蝉」です。
「空蝉」の読み方は?
「蝉」は昆虫のセミを表す漢字です。「空」も「蝉」も、文中に1字ずつある分には読みやすい漢字かと思いますが、「空蝉」の読み方は「そらせみ」でも「からせみ」でも「くうせみ」でもありません。
正解は……
「うつせみ」です。
「空蝉」とは
1 この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。
2 《「空蝉」「虚蝉」などの字を当てたところから》蝉の抜け殻。また、蝉。出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。上記にもありますが「虚蝉」とも書きます。1の意味を表す場合には「現人・現身」とも書きます。
「空蝉・虚蝉」という漢字は当て字です。上記辞書によれば「うつせみ」という言葉は“「うつしおみ」が「うつそみ」を経て音変化したもの”とあります。
「うつしおみ」とは「現しおみ」と書き、
この世に人としての姿を現しているもの。生きている現実の人。
出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味があります。
「空」のさまざまな読み方
「空蝉」が当て字ということから、「『空』単体では『うつ』と読まないのでは……?」と推測した人がいるかもしれません。ですが、実は「空」にはさまざまな読み方があり、その中に「空蝉」の読み方につながるものがあります。
「空」の読み方は以下の通りです。
- 音読み クウ
- 訓読み そら・あ(く)・あ(ける)・から
(常用漢字表外)うつ(ろ)・す(く)・うつ(ける)・むな(しい)・あな・うろ
「空ろ(うつろ)」は
①中身のないこと。からっぽ。
②魂が抜けたようにぼんやりしていること。出典:うつ-ろ|漢字一字|漢字ペディア
「空ける(うつける)」は
①なかが空(から)になる。
②魂が抜けたようにぼんやりする。出典:うつ-ける|漢字一字|漢字ペディア
という意味です。
この言葉を知ると、「空蝉」という漢字が蝉の抜け殻を表すのにピッタリだということが納得できますね!
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