読めないと赤っ恥…「敬虔」の読み方、知っていますか?
本記事では意外と読めない漢字のクイズを出題します。本記事でご紹介するのは「敬虔」です。
「敬虔」の読み方は?
「虔」という漢字にあまり馴染みがないという人は少なくないはずです。「虔」が「謙虚(けんきょ)」などに用いられる「虚」に似ていることから、「敬虔」を「けいきょ」と読んだ人がいるかもしれませんが、残念ながらそれは間違い。
まずは正解を見てみましょう。
正解は……
「けいけん」です。
「敬虔」とは
うやまいつつしむ気持ちの深いさま。特に、神仏を深くうやまい仕えるさま。
出典:小学館 デジタル大辞泉
という意味です。例文には「敬虔な祈り」「敬虔の念が深い」などが挙げられます。
漢字について調べてみたところ、「虔」にはやや物騒な意味がありました。
「虔」には
①つつしむ。つつしみ深い。うやうやしい。
②ころす。
③うばう。強奪する。出典:虔|漢字一字|漢字ペディア
という意味があります。①と②③の間に大きなギャップを感じます……!上記の意味もあり「虔」の読み方は以下の通りです。
- 音読み ケン
- 訓読み つつし(む)・ころ(す)・うば(う)
とはいえ日本語・漢字検索サイト「漢字ペディア」を見る限り、「虔」がつく言葉として掲載されていたのは「敬虔」の他、「恭虔」「虔む」のみで、これらはすべて①の意味を表すことから、現代においては物騒な意味を表す言葉はないと見えます。
「敬虔」の類語表現クイズ
最後に、「敬虔」の類語表現にも読めそうで読めないものがいくつかあったのでご紹介していきます。
- 恭しい
- 篤信
- 帰依
「恭しい」と「帰依」は難読漢字クイズのシリーズにも登場しています。「篤信」は「篤」の読み方が難問です。「篤」は人名漢字としてもよく用いられていますが、人名漢字として馴染みのある読み方ではありませんのでご注意を。
正解は……
- うやうやしい
- とくしん
- きえ
です。
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