「お育ちが露呈する」残念なホテルの使い方。覚えておきたい13ポイントは?(後編)
ホテルを使用するとき、具体的なシーンの対応で明確な決まりがないと振舞いに迷いがでます。覚えておきたい13のポイントを(一社)日本プロトコール&マナーズ協会松田先生にお聞きしました。後編です。
この記事の前編>>お育ちが露呈する残念なホテルの使い方。覚えておくと助かる13ポイント 前編【 気品を身につけるシンプルな教え・リバイバル後編/ホテル編】
チェックインのとき、ペンネームやSNSのネームを記載してもよい?
名前の欄に本名を書きたくない場合、ペンネームやSNSアカウントなどで済ませられないか?などと思う方がいるかもしれませんね。しかし、基本的には本名を記載する必要があります。事故や天災があった場合に、保険や補償の対象外になったり、旅行業法に抵触するという考え方もできるといわれています。
宿泊だけの際、ルームサービスではなく飲食の持ち込みをする?しない?
高級ホテルでは、本来は持ち込み不可です。食事を提供する宿では、食事なしプランであっても食中毒などのリスクから禁止されているところも多いようです。最近は、ホテルや宿自体にコンビニストアなどを併設しているところも多くなり、厳密に禁止されていないケースも増えています。たとえ持ち込みができたとしても、散らかしっぱなしで帰るのはマナー違反です。
本来、ホテルスタッフの清掃の仕事は宿泊先が提供したものを片付けること。持ち込んで部屋を汚したり、食べ物のにおいが残ったり、宿やホテルの方に片付ける手間をかけるのは失礼です。自身で持ち込んだものは、片付けて帰りましょう。
部屋から一時的に出るとき、スーツケースは… 次ページ
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