
学校での娘の態度が悪すぎる! これって発達障害だから? 指摘すると娘が放った「衝撃のセリフ」とは
私の長女は、ADHDと強迫性障害を併せ持つ、いわゆる発達障害児ちゃん。ADHDと聞くと、「不注意・多動性・衝動性」という特徴をもった子どもを思い浮かべる方も多いかもしれません。たしかに、そういう一面もあります。でも、うちの長女は成長するにつれて、少しずつ“逆の方向”に変化していったのです。
無気力で、どこか覇気がない。
一見「落ち着いている」とも言えるその姿に、当初は安心していた私。けれどある日、その“静けさ”が、実は見過ごしてはいけないサインかもしれないと意識する出来事がありました。
初めての公開授業。長女の様子に感じた戸惑い
長女が中学校に進学して初めての公開授業。下の子たちを連れて、「お姉ちゃん、ちゃんとがんばってるかな〜」と期待を胸に学校を訪れました。
ところが教室にいた長女は、どこかボーッとしていて、むすっとしたような晴れない表情。
もともと積極的に発言するタイプではないけれど、なんだか気になる……。
でも、まぁいいか。
授業をちゃんと聞いてくれているなら、それでいいよね。私は自分にそう言い聞かせました。
実際に長女の手元のノートを覗き込んでみると、そこには整然とした綺麗な文字が並んでいて、しっかり授業を受けていることが分かりました。
「ちゃんとやってる。問題ない」
私はそのとき、ひとまず安心したのでした。
不機嫌?無関心? 娘のホンネが分からない
休憩時間になると、長女の友達が下の子たちに駆け寄ってきました。
「わ〜、かわいい!こんなかわいいきょうだいたちがいるなんて!」
でも、その輪のなかで長女だけが、どこか面倒くさそうな視線を私たちに向けてきたんです。
(思春期だから、学校に家族が来るのがイヤなのかな……?)
そんなことを一瞬考えていると、次男(当時3歳)が予想外の行動に出ました。
次の授業が始まる直前、静まり返った教室に突然、大きな声が響いたのです。
「おねえちゃん、がんばってね〜!ママとかえるから、おうちでまってるよ〜!」
クラスメイトの笑い声が教室に広がります。
長女の表情がさらに険しくなったのを見て、私は「あっ、これまずいやつだ!」と慌てて教室を後にしました。
「これが集中?」見た目と心のギャップ
帰宅後、長女がいつも通りの調子で帰ってきたので、私は先回りして謝りました。
「うるさくしてごめんね。やっぱり怒ったよね?」
すると長女はあっさりと、
「ほんとだよ、マジでうるさかったんだから。でもまぁ友達が『かわいい』って言ってくれたし、いいんじゃない?」
と答えました。
安心した私は、つい余計なひと言を口にしてしまったのです。
「それにしても、授業中の態度悪すぎじゃない? ずっとボーッとしてたでしょ」
すると長女はカチンときたらしく、
「失礼じゃない!? むしろ集中してるんですけど!」
そう言い残して、ドアを勢いよく閉めてしまいました。せっかくゴキゲンだったのに……(こうなると、なかなか自分から出てこないんです。涙)
しかし、あの無表情がまさか「集中」だったなんて……。私はそのギャップに、正直驚いてしまいました。
三者面談で気づいた“いつもの様子”
その出来事を忘れかけた頃、三者面談で成績について話したあと、先生がぽつりと言いました。
「夜はちゃんと眠れていますか? 授業中、ぼーっとしているように見えることが多くて……」
私はハッとしました。あの公開授業の日に見た表情……もしかして、あれが長女の「いつもの姿」なの? 先生の問いかけに、長女は少し自信なさげに答えました。
「眠いときもあるけど、わりと大丈夫です……」
私は心の中で思わず叫びました。
(そこははっきりと「夜は寝てます。授業もちゃんと聞いてます!」でいいじゃん!内申点が下がっちゃうよ!!)
「ぼーっとしているように見える」
この授業態度は、確かに通知表にも反映されていたと思います(涙)。
本編では、長女の公開授業での態度を見て戸惑った出来事と、三者面談で先生から「授業中ぼーっとしている」と指摘され、さらに不安が深まった日のことをお届けしました。
▶▶ 「無気力な娘」に悩み、ネット検索がやめられない。発達障害児の親が陥る“終わりなき心配ループ”
では、娘の態度をきっかけに膨らんでいく不安や、「二次障害」の可能性まで疑ってしまう親心の葛藤についてお話しします。
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