53歳女性、離婚後に始めた「年1回の大仕事」。私にもできた…大豆と麴と塩、3つあればできるもの

2026.03.05 LIFE

日々が飛ぶように過ぎていくなか、自分のあり方に漠然と迷う40代50代。まるでトンネルのなかにいるような五里霧中ですが、そんななか「ほんのちょっとしたトライ」で自分のあり方を捉えなおすには、「最初の一歩」に何をしてみればいいのでしょうか。体験談をご紹介します。

<<関連記事:前編『「ていねいな暮らし」とは無縁だった52歳・バツイチ女性が、梅干しをつけてみたら

 

◾️モモカさん
千葉県在住の53歳、バツイチ独身、自営業

【私を変える小さなトライ#45】後編

 

 

習いに行く? 自分でやってみる?

昨年、「梅干し」作りに初挑戦したモモカさん。 その体験が思いのほか楽しかったこともあり、今年はなんと「味噌づくり」に挑戦してみようと思い立ちました。

とはいえ、味噌を仕込んだことなど、もちろん一度もありません。 最初は不安もありましたが、ネットで調べてみると、住んでいる県内にも味噌づくり体験ができる味噌蔵があることを知り、「講座に申し込んでみようかな」と思ったそうです。 けれど、ふと立ち止まり、「わざわざ習いに行かなくても、できるかもしれない」と思い直します。

そこで、YouTubeで作り方を調べてみると、意外にも工程はシンプル。「材料と手順さえ間違えなければ、私にもできそう」と、少しずつ気持ちが前を向いていきました。味噌の材料は、大豆、塩、そして麴。 それに、混ぜたり漬け込んだりするための大きな瓶や樽があれば十分です。 瓶は、実家の亡母が昔使っていたものを譲ってもらいました。 「こういうとき、眠っていた道具が役に立つんですね。捨てなくてよかった」と、モモカさんは話します。

大豆と麴は、いつものJAの直売所で調達。 塩は、梅干しを漬けたときにネットでまとめ買いしておいた自然海塩の残りを使うことにしました。 分量がわからないときは、コパイロット(AI)に相談すれば、大豆の量に合わせて、麴や塩の必要量をすぐに教えてくれます。
「専門家に聞かずとも、頼れるAIがあるってありがたいですね」。

 

 

「私にもできた」。2回目の達成感を味わう

生麹を買ってきました

「大豆を1.5kgと、少し多めにしてしまったので、混ぜるのにひと苦労でした。家にある一番大きな鉢で混ぜようとしたんですが、量が多すぎてあふれてしまって……。結局、大鍋を2つ使って、なんとか“味噌の山”を混ぜきりました」と、モモカさんは笑いながら振り返ります。
大豆はマッシャーで潰したので、形がそのまま残ってしまったものもありましたが、それもまた手づくりならではの醍醐味。材料と向き合い、手を動かす時間は、いつになく無心になれるひとときでもありました。

混ぜ終えた味噌は、空気が入らないようにしっかりと瓶に詰めていきます。手のひらでぎゅっ、ぎゅっと押し込み、表面をラップで覆って冷暗所へ。「半年から1年ほどで発酵と熟成が進んで、味噌ができあがるそうです。まだまだ先だけど、いまから楽しみなんです」。

 

初!味噌づくり。大豆が残ってしまったところもありましたが、それも味

うまくいくかどうかが大事なのではなく、「やってみること」そのものが大切。
「体を動かして、自分の手で何かを仕込む時間が、暮らしにうるおいを与えてくれる気がします。『私にもできた!』って思えることが、こんなにうれしいなんて」と、モモカさん。
瓶の中で静かに進む発酵の時間は、モモカさんの暮らしにも、深みとやわらかさを加えていってくれるかもしれません。

 

「年齢のせいなのか、生活環境の変化からなのか……。梅干しや味噌を手作りしてみようと思った自分に、正直ちょっと驚いているんです。でも、ほんの少しやってみただけで、うれしい気持ちになれた。だから、もしできるなら、来年からも続けていけたらいいなって思っています」。そう、静かに語ってくれました。

 

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白髪染めをやめた。矯正を始めた。ドライヤーを買い替えた。骨密度検査をした。習字を始めた。寝る前にストレッチを続けている。資格を再取得した。ママ友と温泉旅行に行った。2㎏やせた。子どもとオンライン英会話を続けている。断捨離した。終活してる。離婚を決意した……などなど、どんな小さなことでも大丈夫です!

 

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■編集部より■

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