比べるから苦しくなる。40代で「友人が少ない」はダメなことじゃない

2026.05.13 LIFE

学生時代のように、気軽に連絡を取り合ったり、ふらっと誘い合えたりする関係は、40代になると少しずつ変化していくものです。

前編では、仕事や家族、ライフスタイルの変化によって、人との距離感や付き合い方が変わっていくのは自然なことだというお話をお届けしました。人間関係が寂しくなったのではなく、自分も周囲も、それぞれの人生を歩んでいる――そう捉えることもできます。

後編では、SNSによって他人の幸せが見えやすい時代だからこそ感じてしまう孤独感や、「友達が少ない自分」を責めてしまう気持ちとの向き合い方について考えていきます。

周りと比べなくても自分の価値は変わらない

ツイッターやフェイスブックなど、SNSが盛んな現代はどうしても「他人の幸せ」が目につきやすく、羨ましいなと思うとつい劣等感のようなものを感じてしまいます。職場の人の華やかなプライベート、ずっとフェイスブックでしか近況を知らない友人の楽しそうな様子、それに比べて自分は何にも投稿できるようなことがない…。そんな「他人より劣っている自分」が、友達が少ないことは寂しいと思わせます。

 

「充実している」=「家族や友人に囲まれている」というのは確かにそう思う人もいるかもしれませんが、何をもって満たされていると感じるかは人それぞれです。ママ友がいないと悩んでいる人がいる一方で、ママ友はいないけど保育園や学校で気楽にほかの人とおしゃべりを楽しむだけで十分と感じる人もいます。職場の人とはあまり深い関わりを持ちたくないと思うけれど、趣味の場では好きなことを楽しむ仲間との時間を大切にしている女性もいます。

 

他人がこうだから自分も同じでなければいけないのではなく、自分が居心地が良いと感じる距離感で人と関わることが良い人間関係を築く秘訣です。「友達がいないのは寂しいことだ」と思って無理に仲の良い人を増やそうとしても、それを苦痛に感じれば続きません。自分が息切れするような関わり方では、充実感を持つのは難しいでしょう。

 

すごく親しい付き合いをしている人はいないけど、自分は仕事に力を入れているしプライベートも楽しみがある。小さな幸せでも、大切なのは周りと比べなくても自分が良いと思えばそれが自分の価値になることです。自分で自分を満たしてあげることができれば、それが一番の充実感になります。

 

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