「ながら勉強」のほうがはかどるという話も聞くが、真実はどっち?マルチタスクをこなせる人のほうが賢い?
こんにちは、心理学者の内藤誼人です。働く女性の皆さんに、仕事、家庭、自分時間の3つの視点から、「知っておくと人生がスムーズに動き出す」心理学の知恵をお伝えしています。
前編『「子どもが宿題をしない」理由って考えたことはある?原因から逆算すれば「たったこれだけのこと」で自分から動くようになる』に続く後編です。
【心理学者が教える「8割がんばらない」生き方】#4後編
やはり「ながら」はよろしくないのです。ひとつのことに集中させる訓練を
「ながら学習」という勉強法(?)があります。テレビを見ながら、音楽を聴きながら、お菓子を食べながら、だれかとおしゃべりしながら勉強をするので、そういう名前で呼ばれています。
けれども、こういうやり方は勉強法としてはよくありません。目の前の宿題に集中できなくなってしまうからです。意識があちこちに分散してしまって、余計に宿題の時間がかかるだけです。子どもに宿題をやらせるのなら宿題に集中できるよう、「○○しながら」やらないようにしてください。そのほうがさっさと宿題も片づきますし、子どもは好きなことをして遊ぶ時間が増えます。
オランダ・ライデン大学のマリナ・プールは、160名の高校生に宿題をしてもらうときに、いろいろな「ながら学習」をさせ、終わらせるのにかかる時間の記録をとってもらいました。すると、次のような結果になったそうです。
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この記事は
立正大学心理学部客員教授・心理学者
内藤誼人
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