独身偽装の既婚者にだまされた、39歳シンママ。行政書士が授けた「養育費1,320万円」で逆襲する方法とは
「まさか本気で信じるなんて」開き直る彼への逆転劇
怒りが収まらない香織さんがLINEで彼を問い詰めると、「ああ、嘘も方便って言うじゃないか…まさか本気で信じるなんて思ってもみなかったよ」と信じられない返信が。「はじめから一緒になるつもりなんてなかったよ!お子さんがいる女性なんてね。手っ取り早く関係を持てそうだと思った…それだけ!」。謝罪どころか、暴言を並べ立てて逆ギレする彼に対し、香織さんは「お腹のなかの子はどうするの?子どもに対する責任があるんじゃないの?」と訴えました。すると彼は「勝手に産んでも一生会わないし、認知もしないし、養育費だって払わないから。ちゃんと処置してくれよ!」と無責任な言葉を投げつけたのです。
ここで筆者は香織さんにある提案をしました。「まだ妊娠しているという前提で話を進めてみては?」と。もし、彼の反対を押し切って出産した場合、どうなるのかを具体的に示すことが効果的だと考えたのです。たとえ彼が「認知しない」と言い張っても、裁判所に申し立ててDNA鑑定を行えば、強制的に認知させることが可能です。そうなれば、彼は父親として養育費を支払う義務を負います。彼の年収800万円と香織さんの年収230万円を基に家庭裁判所の算定方式で計算すると、養育費は月々5.5万円。子どもが20歳になるまでの総額は1,320万円に達します。
彼にどの程度の補償をしてほしいのか香織さんに確認すると、「病院の20万円では納得できません。心身ともにボロボロなので1年間は働かずにゆっくりしたいです」と言います。そこで手術代の20万円に香織さんの年収分230万円を加え、計250万円を払うように彼に求めたのです。すると「は?ふざけんな!お前に250万を払うくらいなら、他でパァーと遊ぶわ!!」と、彼はまったく聞く耳を持とうとしませんでした。
香織さんは彼に「そうですか、わかりました。それなら産ませてもらいますね。その場合の養育費は1,320万になりますけどね!」と圧力をかけました。さらに「この金額を払えば、誰にも言いません。もちろん、奥さんにも」と揺さぶりをかけると、彼はついに折れ、「250万払ったら、それ以上は何があっても払わないからな!!」と捨て台詞を吐き、3日後に250万円を振り込んできたのです。
リクルートブライダル総研の調査(2023年)によると婚活サービスを通じて結婚した人の割合は15%に達しています。しかし、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査(2021年)では、マッチングアプリでトラブルにあった人の10%が「相手が婚活ではなく性行為を目的としていた」と回答しています。婚活市場には、残念ながら不誠実な目的を持つ人物が紛れ込んでいるのも事実です。特にアプリなどで出会う相手は共通の知人もおらず、赤の他人です。幸せな未来をつかむためにも、一歩を踏み出す際には慎重になることが賢明と言えるでしょう。
<出典>
こども家庭庁の衛生行政報告例(2023年)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/eisei_houkoku/23/dl/kekka5.pdf
厚生労働省の人口動態統計(2023年)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/geppo/nengai23/dl/gaikyouR5.pdf
こども家庭庁の2021年、全国ひとり親世帯等調査
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/f1dc19f2-79dc-49bf-a774-21607026a21d/9ff012a5/20230725_councils_shingikai_hinkon_hitorioya_6TseCaln_05.pdf
リクルートブライダル総研の婚活実態調査(2023年9月)
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230921_marriage_02.pdf
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの「マッチングアプリの利用状況に関するアンケート」(2021年12月)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/caution/internet/assets/caution_internet_220121_0002.pdf
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