戦国武将にとって「男色」はステータス?織田信長は森蘭丸、男色気なしの豊臣秀吉は驚かれ、徳川家康は……?
戦国武将の間で男同士の恋愛はごく普通。織田信長が心から愛し、慕った森蘭丸
戦国時代、男色(だんしょく)は珍しいことではなく、男性同士で恋愛は盛んに行われていました。男色について“奇異” “社会規範からの逸脱”などといったネガティブな見方をされることはありませんでした。それどころか、男性にとって美しく、賢い美青年を連れて歩くことはステイタスでもあったのです。
織田信長が前田利家や森蘭丸と男色関係にあったという話はよく知られています。利家は180cmを超える長身でイケメンだったと伝えられています。一方、蘭丸は確実な肖像画が残っていないため実際の容姿は想像の域を出ませんが、現代においては細身の美男子のイメージが強く定着しています。しかし、実際の蘭丸は現代人が想像する姿や蘭丸役の俳優(市川團子やウエンツ瑛士など)とは異なるタイプで、180cm超えの大男だったという説もあります。
ちなみに、『豊臣兄弟!』の27話では本能寺の変が描かれましたが、この場面の感動は約1週間経っても鮮やかに残っています。市川扮する森乱(=蘭丸)が跪き、小栗扮する信長が乱の頬に手を添える構図は大変美しく、二人の絆も画面越しに伝わってきました。

信長(小栗旬) 乱(市川團子) 大河ドラマ『豊臣兄弟!』27話(7月12日放送)より(C)NHK
本作では乱が信長を心から慕い、本能寺の変では信長を守るためにも必死に戦っていましたが、実際の蘭丸も信長に最期まで献身的に仕えていました。蘭丸は本能寺の変が起きた日に信長とともに本能寺に宿泊しており、明智光秀の家臣の攻撃を受け、18歳という若さで散りました。
■男色は、武将の教育が影響していた!?
この記事は
アメリカ文学研究/ライター
西田梨紗
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