「こんな人の妻と呼ばれたくない」人を見下す夫の態度に10年耐えた妻が、ついに下した決断は
「胸の痛み」は、夫と暮らすストレスのサインだった
「夫が私に暴言を吐くだけなら、その言葉や態度をなるべく心に入れず、心を無にして暮らしていくこともできたかもしれません。でも、人を見下したり、差別したりするような姿を見るたびに、強い嫌悪感を覚えるようになりました。人を肩書きで判断し、態度を変える夫のことを、人として尊敬できなくなってしまったんです。そんな人を子どもたちの父親として、このまま一緒に暮らしていくことに限界を感じました。夫が人を見下して暴言を吐く姿や、肩書きが上だと思った相手にへつらう姿を見ていると、胸の痛みと一緒に吐き気まで感じるようになってしまいました」
Sさんは、数か月のカウンセリングの中で、夫の他人に対する態度がどうしても受け入れられないこと、そして「この人の妻」と呼ばれることがつらいことを、何度も話してくださいました。そして最終的に、離婚を決意しました。夫は離婚を拒否しましたが、Sさんは子どもを連れて家を出ました。現在は、離婚調停中です。
Sさんが悩まされていた突然の胸の痛みも、夫と離れて暮らすようになってから、ほとんど出なくなったそうです。
配偶者の言動による強いストレスが、心身の不調として表れることはあります。食欲不振、頭痛、めまい、吐き気、微熱、動悸や息切れ、腹痛、下痢、腰痛、肩こり、生理不順、手足のしびれなど、さまざまな症状として出ることもあります。
原因がはっきりしない体調不良が続いているとき、その背景に家庭内の強いストレスが隠れている場合もあります。
モラハラのある関係の中で暮らし続けることは、心だけでなく、からだにも影響を及ぼすことがあります。もし、夫の言動によって心身の不調を感じているなら、ひとりで抱え込まず、信頼できる人や専門家に相談してほしいと思います。
<<前編:飲食店で店員に怒鳴り散らす夫。しかし肩書きのある人にはヘコヘコして…夫の態度を見るたび、私の心は切り刻まれていった※本記事は、相談者様への敬意と守秘義務に十分配慮したうえで、モデルケースとして編集・再構成しお届けしています。特定の人物や事例を示すものではありません。
※本記事は2024年3月初回配信、2026年月に加筆修正されました
※写真はイメージです
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