【恐怖】夏の体臭の犯人は「トイレのあのニオイ」と同じ!?特に注意すべき体の部位とは【皮膚ガス研究の第一人者が解説】

全身から漂うけれど…特に「足の裏」の臭いがなかなか落ちない納得の理由

 

 

夏バテ臭は全身の皮膚から放散されますが、その量は部位によって差があります。関根先生の研究では、安静時でも放散量がもっとも多い部位は「足底部」、つまり足の裏であることが確認されています。

 

なぜ足の裏なのか。理由は二つあります。一つは、足裏の皮膚の下に血管が数多く走っていること。もう一つは、立っているだけで体重の圧力がかかり続け、さらに歩くたびに筋肉へ負荷がかかるため、常に疲れやすい状態にあることです。筋肉に疲労が蓄積するほど、血中のアンモニア濃度も高まりやすくなります。

 

「お風呂上がりでも、足の裏だけニオイが取れない」それは気のせいでも洗い方のせいでもなく、体の構造に原因があったのです。

 

なお、関根先生が開発した「Stress Finder」という検査キットを使うと、この夏バテ臭の状態を目で確かめることができます。皮膚から揮発するアンモニアを検知する部分が、ストレスによる疲労の蓄積に応じて、黄色から桃色へと変色していきます。

 

 

関根 嘉香先生

東海大学理学部化学科・教授

慶應義塾大学大学院理工学研究科修了。理学博士。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師、神奈川県立保健福祉大学非常勤講師を兼務。専門分野は「環境と健康の化学」、皮膚ガス研究の第一人者。「室内環境の事典」(朝倉書店)、「品質管理の統計学」(オーム社)、「Human Insecurity in Asia」(United Nations University Press)、「皮膚ガスのはなし」(朝倉書店)など編著書多数。

1 2 3

スポンサーリンク

スポンサーリンク

スポンサーリンク