アートメイクをしていると、MRI検査が受けられない!? 「知らないと命に関わる」と医師が警鐘。絶対に避けるべきサロンの見極め方【後悔しない「入れ方」も解説】

40~50代ならでは、のアートメイクを受けるときの注意点アリ!【部位別アドバイス

大人世代こそ、アートメイクと上手にお付き合いすれば、すっぴんの顔立ちが劇的に若返り、毎日の生活が本当に楽でハッピーになります。ただし、年齢に伴うお顔の変化、たとえばまぶたのたるみや口元の痩せなどを計算して入れる必要があります。

 

①眉:最初から太く・濃く入れすぎない

眉の流行は移り変わりますし、40~50代は若い頃よりも肌の代謝が落ちているため、一度入れたインクがより薄くなりにくい傾向があります。1回目は少し控えめ、薄めに入れて様子を見て、2回目の施術で全体のイメージを微調整して定着させてしていくのが、失敗しない鉄則です。

2021年に入れたアートメイクの形が気に入らなくなったと除去のために受診された方の例。グレーに変色しているものの、比較的に除去しやすい症例。眉のトレンドを追い過ぎないようにしたほうが、のちのち形への不満を感じずにすむようです。

 

②アイライン:まつ毛の隙間を極細のラインで埋める

年齢を重ねると、まぶたの皮膚がかぶさって自分でアイラインを引きにくくなったり、まつ毛が薄くなって目の縁取りがぼやけて、間伸びした顔の印象になりがちです。ここに極細のラインを入れてあげると、目元が自然にキリッと引き締まります。ただし、昔流行ったような上下一律でクッキリ囲む太いラインは絶対に厳禁です。現在それを消したくて除去に来られる方が殺到していますが、アイラインのレーザー除去はめちゃくちゃ痛いですし、最低でも3回以上かかる非常に大変な治療になります。

 

③リップ:大人の救世主!ただし現在の医療技術では除去がほぼ不可能

唇は年齢とともに輪郭が痩せて薄くなり、血色が悪くなって青くすみや茶くすみが出て顔色全体がくすんで見えやすくなります。リップアートメイクを施すと朝起きた瞬間から顔色がパッと明るくなるため非常に素晴らしい施術なのですが、リップ用の赤やピンクの鮮やかな色を醸し出すインクには発色のために酸化チタンという金属成分が大量に含まれています。 この酸化チタンは、もし除去をしたくなったときに除去レーザーを当てた瞬間、化学反応を起こして真っ黒に変色してしまう可能性が高いため、のちのち後悔して消したくなっても、現在の医療技術ではきれいに除去することがほぼ不可能なのです。

ですから、リップアートに関しては特に、絶対に信頼できるかかりつけのクリニックやトップアーティストを選ぶことと、流行りにのってオーバーリップにしすぎない、ナチュラルな自分の唇に合わせた範囲に留めることを強く意識して、慎重にステップを踏んで受けていただきたいです。

 

正しいリスクを知った上で、信頼できるプロの手を借りれば、アートメイクはあなたのこれからの人生をさらに輝かせる最高の味方になってくれますよ。

 

お話

西林 涼子先生

形成外科専門医。大阪・北摂の千里中央りょうこスキンクリニック美容・形成外科院長。5つの専門医と2つの指導医を持つ。培われた高い診断力と確かな技術を基盤に、保険診療から最先端の美容医療まで幅広く診療を行う。「病気を治し、健康をさらに美しく」を理念に掲げ、一人ひとりの肌悩みに真摯に寄り添った、誠実で根拠に基づく医療を提供している。

 

画像提供/千里中央りょうこスキンクリニック美容・形成外科 院長 西林 涼子先生

 

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